顔面神経麻痺の鍼灸

顔面神経の回復をうながして元の笑顔をめざしましょう

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顔面神経麻痺の患者さまへ

更紗はり灸院におまかせください

ある日突然、顔が歪んで動かなくなる。ほとんど変わっていないのに病院では『つぎは1ケ月後です』と言われてしまう。多くの顔面神経麻痺の患者さまが不安をかかえて当院にいらっしゃいます。
でも、ご安心ください。名古屋市瑞穂区の更紗はり灸院におまかせください。

顔面神経麻痺の
患者さまへ

更紗はり灸院におまかせください

 ある日突然、顔が歪んで動かなくなる。ほとんど変わっていないのに病院では『つぎは1ケ月後です』と言われてしまう。多くの顔面神経麻痺の患者さまが不安をかかえて当院にいらっしゃいます。
でも、ご安心ください。名古屋市瑞穂区の更紗はり灸院におまかせください。

確かな技術でサポートします

更紗はり灸院では、鍼灸施術と表情トレーニングを組み合わせることで元の笑顔をめざします。顔面神経麻痺の回復をうながすだけでなく、日常生活でのご注意や患者さま自身で行うトレーニングをアドバイスして、患者さまの不安が解消できるよう全力でサポートします。お困りでしたら今すぐご予約を!

鍼灸が顔面神経麻痺に効果があるのか疑問に思っている方、ご安心ください。大学病院でも顔面神経麻痺に鍼灸を取り入れ始めています。
東京大学医学部附属病院 / 東京女子医科大学 / 埼玉医科大学病院

笑顔の女性

 
顔面神経麻痺は回復程度を表情筋スコアという点数で表すことができます。当院ではすべての患者さまのスコアを定期的に検査して回復具合をグラフ化・積み上げています。初回はそのグラフをもとに、おおよその施術期間と最終的な麻痺の程度について患者さまとお話します。
 
鍼灸院選びに迷ったらホームページに表情筋スコアを公表しているか確認してみてください。これまで真剣に取り組んできた鍼灸院であれば過去のデータを公表しているでしょう。公表していない鍼灸院は表情筋スコアを検査していないか、公表できない訳があるのでしょう。
 
あなたなら大切なお顔をどちらに任せますか?

患者さまのお声

同じお悩みだった方々からです

顔面神経麻痺の患者さま 男性58歳

荒木先生、本当にお世話になりました。先生を信じて良かった。もし、安曇野方面に来られる時は‥


ご来院までのアドバイス

必ずお読みください

顔の動きが変だと思ったら、まずは1分1秒でも早く病院を受診してください。

・脳梗塞や脳出血の恐れもあります。ためらいが命取りになります。
・顔面神経麻痺の場合でも、早くにステロイドや抗ウィルス薬を投与するほど麻痺が軽く済みます。鍼灸は投与が済んだら始めましょう。

発症してからしばらくの間は、

・早く回復させる目的でいろいろな顔の表情を無理につくることや、顔を引っ張ることは今すぐ止めましょう。神経が再生する初期に表情トレーニングをすることが後遺症の原因になることがあります。表情トレーニングは適切な時期に始めます。
・眼を開ける時には、無理に眉を挙げないようにします。
・しゃべる時や食事の時には、できるだけ眼は大きく開いたままにします。
・まばたきする時には、口を動かさないようにします。
・眼を強く閉じたり、口を力いっぱい横に開いたり(ニッコリしたり)しないようにします。表情をつくったり顔を動かす時は、軽くゆっくりと動かします。
 

次のような治療を受けているときは、すぐお止めください。
・発症してから3ケ月までに、顔に電気を流して筋肉を動かしている。(一部の先端施設での通電治療はのぞきます)
・発症してから3ケ月までに、表情をつくるトレーニングを受けている。
これらは後遺症の原因になります。

これでひとまずは大丈夫です。

患者さまの麻痺の状態や時期に合わせた生活指導・トレーニング指導が大切で、麻痺の回復を大きく左右します。当院ではただ鍼を打つだけではなく、これまでの経験に裏付けられた確かな指導とあわせて患者さまの回復を後押しいたします。

顔面神経麻痺の鍼灸施術

顔面神経麻痺の原因

顔面神経は脳から出発し左右の耳たぶ後ろの頭蓋骨から表に出て顔の方に走る神経です。これが脳や神経の途中でおかされると顔面神経麻痺を起こします。原因はいくつかありますが、代表的なものはヘルペスウィルス(帯状疱疹ウィルス)によるラムゼイ・ハント症候群、原因不明のベル麻痺(現在では口唇ヘルペスウィルスが原因とみられています)です。病院では抗ウィルス薬とステロイドを中心とする薬物治療をおこないますが、なかには回復がおもわしくないことがあります。
そうした薬物治療の後の回復がおもわしくない方でも、鍼灸により回復がうながされます


当院の顔面神経麻痺鍼灸

麻痺側の顔面神経と表情筋にはたらくツボ13ケ所顔面神経の再生をうながします。ヘルペスウィルスが暴れだす原因となった体調不良もツボ数ケ所で整えます。週に2回(軽症の場合は1回)施術していきます。定期的に表情筋スコアを確認して、麻痺の状態にあわせてトレーニングの内容を決めていきます。病的共同運動を誘発しないための指導もいたします。

注)発症から1年以上経過した方で現在ボトックス治療を受けている方は、その部位は施術できません。


鍼灸はいつ始めればいい?

始める時期が遅くなると回復が悪く、発症から3ヶ月を過ぎていると効果が得られにくくなります。ステロイドの投与が終了してから1週間ほどしても麻痺が強いようでしたら始めましょう。発症から14日間は施術いたしません。


鍼灸院選びは慎重に

顔面神経麻痺は治療しなくてもある程度は回復するため、鍼灸の効果が判断しづらい病気です。必ず定期的に表情筋スコアで回復具合を確認しないと効果は判断できません。初検のときに表情筋スコアを確認していること、回復予想をできることが鍼灸院選びのポイントです。安心して任せられる鍼灸院を選びましょう。


当院での麻痺回復例

当院で鍼灸施術をしたベル麻痺の患者さまの回復経過の一例をお見せします。
縦軸は表情筋スコアで40点満点、横軸は発症からの日数です。
橙色の『治癒群』は病院での投薬だけで38~40点の回復だったグループの平均です。灰色の『回復良好群』は同様に32~36点、黄色の『回復不良群』は30点以下の回復だったグループの平均です(注)。
青色の『患者スコア』が当院の鍼灸患者さまの経過です。

ベル麻痺回復経過グラフ1

57歳、発症55日目に始めて来院されたときは12点で『回復不良群』でした。週2回の鍼灸で1ケ月後には21点で『回復良好群』にあがり、5ケ月後には38点で『治癒群』レベルまで回復して笑顔を取りもどすことができました。


次に、当院で鍼灸施術をしたハント症候群の患者さまの回復経過の一例です。
ハント症候群回復経過グラフ1
70歳、発症39日目に始めて来院されたときは11点で『回復不良群』でした。週2回の鍼灸で2ケ月後には21点で『回復良好群』にあがり、7ケ月後には39点で『治癒群』レベルまで回復して笑顔を取りもどすことができました。

(注)村上信五先生のBell麻痺患者の麻痺回復経過を参照
   https://medicalnote.jp/contents/151207-000004-TYQXXR


小児の麻痺回復例

次に、当院で鍼灸施術をした小児のハント症候群の患者さまの回復経過例です。
縦軸は表情筋スコアで、横軸は発症からの日数です。
橙色『治癒群』・灰色『回復良好群』・黄色『回復不良群』は成人において病院での投薬だけを受けた場合のスコア(小児の詳細なスコアはありません)(注)ですので参考値としてください。
青色の『患者スコア』が当院の小児患者さまの経過です。

小児ハント症候群回復経過グラフ1

5歳、発症58日目に始めて来院されたときは16点(32点満点)でした。週1回の鍼灸で2ケ月後には30点となり笑顔を取りもどすことができました。(小児の場合は片目つぶりなどの表情ができないため満点を下げています。)

(注)村上信五先生のBell麻痺患者の麻痺回復経過を参照
   https://medicalnote.jp/contents/151207-000004-TYQXXR


施術のながれ

施術はまず、うつ伏せで背中と首肩部にあるツボにハリを打ち数分おきます。次に上向きで眼・口の周辺と頬部のツボ、肘・膝から先にあるツボにハリを打ち数分おきます。その後、顔面を温めます。
 
施術を週に2回(軽症の場合で週1回)継続していくと、徐々に顔の動きが戻ってきます。
 

女性の患者様におかれましては、ご来院時のお化粧は薄めにお願いいたします。


なぜ顔面神経麻痺を?

顔面神経麻痺に取り組むキッカケとなったのは48歳のTMさまでした。
発症から1ヶ月半にいらしてスコアー6点でした。この文章を書いている現在まででも最も重症の患者さまでした。左側がほとんど動かず、なかでも左眼が閉じられないのが苦痛で、それを強く訴えられていました。
 
それまでも幾人かの顔面神経麻痺を施術したことがあった私は、『だいじょうぶ、鍼をすればすぐ閉じられるようになりますよ』と励ましたのでした、安易に‥。それまでの患者さまは確かに閉じられるようになっていたのです。
 
1ヶ月経って顔の動きを確認すると、眼が閉じられるどころか顔全体のどこも良くなっていませんでした。TMさまが感じた絶望は計り知れないものだったでしょう。その後TMさまがいらっしゃることはありませんでした。
 
今でもTMさまほどの重症な患者さまをどこまで回復できるか分かりません。ですが、私がもっとしっかり顔面神経麻痺を解っていれば、TMさまを傷つけるようなことは無かったでしょう。後悔してももうTMさまを救うことは出来ないのですが、その後の患者さまに二度とこのようなことが無いようにと顔面神経麻痺とその患者さまに向き合い、施術成績を積み重ねて、患者さまに安心して頼っていただけるようにと努めてまいりました。
残念ながら患者さまがご満足いただけるまでに回復できないこともあります。ですが、その中でも少しでもより元の笑顔に近づけるように、少しでもご納得いただけるようにと、日々努力しております。


今はこんな患者さまが

同じお悩みの方々です

名古屋市在住 男性40歳

17日前に左顔面神経麻痺を発症。病院での点滴治療が済んだところでコロナ禍の中にご来院くださいました。
来院時の表情筋スコアは9点でやや重症です。1カ月後には顔面神経減荷術を受けられて出来ることはすべてされました。
元の笑顔をめざしてがんばっていきましょうね。

顔面神経麻痺のコラム

顔面神経麻痺についてお載せしました。ご参考になれば幸いです。
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