顔面神経麻痺の症例

顔面神経の回復をうながして元の笑顔をめざしましょう

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顔面神経麻痺の患者さまへ

更紗はり灸院におまかせください

ある日突然、顔が歪んで動かなくなる。ほとんど変わっていないのに病院では『つぎは1ケ月後です』と言われてしまう。多くの顔面神経麻痺の患者さまが不安をかかえて当院にいらっしゃいます。
でも、ご安心ください。名古屋市瑞穂区の更紗はり灸院におまかせください。

このページでは当院にいらした顔面神経麻痺の患者さまの症例をご紹介します。

 

顔面神経麻痺の
患者さまへ

更紗はり灸院におまかせください

ある日突然、顔が歪んで動かなくなる。ほとんど変わっていないのに病院では『つぎは1ケ月後です』と言われてしまう。多くの顔面神経麻痺の患者さまが不安をかかえて当院にいらっしゃいます。
でも、ご安心ください。名古屋市瑞穂区の更紗はり灸院におまかせください。

このページでは当院にいらした顔面神経麻痺の患者さまの症例をご紹介します。

 

確かな技術でサポートします

更紗はり灸院では、鍼灸施術と表情トレーニングを組み合わせることで元の笑顔をめざします。顔面神経麻痺の回復をうながすだけでなく、日常生活でのご注意や患者さま自身で行うトレーニングをアドバイスして、患者さまの不安が解消できるよう全力でサポートします。お困りでしたら今すぐご予約を!

笑顔の女性

 
顔面神経麻痺は回復程度を表情筋スコアという点数で表すことができます。当院ではすべての患者さまのスコアを定期的に検査して回復具合をグラフ化・積み上げています。初回はそのグラフをもとに、おおよその施術期間と最終的な麻痺の程度について患者さまとお話します。

鍼灸院選びに迷ったらホームページに表情筋スコアを公表しているか確認してみてください。これまで真剣に取り組んできた鍼灸院であれば過去のデータを公表しているでしょう。公表していない鍼灸院は表情筋スコアを検査していないか、公表できない訳があるのでしょう。

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顔面神経麻痺の症例

顔面神経麻痺、40代、男性の患者さま

10カ月前に右側の顔面神経麻痺を発症。来院時の表情筋スコアは17点。無表情では眉がわずかに垂れ下がっている程度で目立たないが、軽く眼を閉じると薄目を開けている。頬を膨らますことが困難で、笑っても口が横に広がらない。この時期としては重度の麻痺が残っている。
 
週1回のペースで鍼灸をしていくと少しずつ回復していった。1カ月後には眉が少し動かせるようになって無表情での麻痺は分からなくなった。その後は眼が何とか閉じられるようになり、口まわりにも少し力が入るようになった。3カ月後にスコアーは24点回になったものの、それ以上の回復は見られなかったので終了しました。
 

 
顔面神経麻痺回復経過グラフoy

 
(注)グラフの『治癒群』『回復良好群』『回復不良群』は村上信五先生のBell麻痺患者の麻痺回復経過を参照
   https://medicalnote.jp/contents/151207-000004-TYQXXR
 


顔面神経麻痺、50代、男性の患者さま

1カ月前に右側の顔面神経麻痺を発症。来院時の表情筋スコアは14点。無表情で口角も垂れ下がっているが、軽く目を閉じられ、頬を膨らますことも出来た。持病の糖尿病があるとのこと。
 
週2回のペースで鍼灸をしていくと順調に回復していった。回復良好群に並んで回復していき、発症180日ころからは治癒群に接近していった。
 
発症260日で39点になり、無表情のときに麻痺側の眉がほんの気持ち下がっているほか麻痺がなくすことができた。
 
発症1年くらいまではマッサージとトレーニングは続けましょうね。
 

 
顔面神経麻痺回復経過グラフnt

 
(注)グラフの『治癒群』『回復良好群』『回復不良群』は村上信五先生のBell麻痺患者の麻痺回復経過を参照
   https://medicalnote.jp/contents/151207-000004-TYQXXR
 


顔面神経麻痺、30代、男性の患者さま

15日前に左側の顔面神経麻痺を発症。来院時の表情筋スコアは12点。無表情で口角も垂れ下がっている。軽く目を閉じると1mmほど閉じきれず口が横に広がらないが、頬を膨らますことは少し出来たので、ひどい重症でもないと思われた。
 
週2回のペースで鍼灸をしていく。予想していたほどの回復がみられず、発症4カ月のころで18点。通常であればこのころに切れた神経が再生して働きだすのだが、その兆候がみられない。発症5カ月過ぎたころからは20点で回復がいったん止まってしまった。
 
発症7カ月過ぎに病的共同運動が見られるようになって、ようやく切れた神経が働き始めたのが確認できた。仕事の都合がつかず施術を週1回に減らして継続。
 
発症9カ月過ぎから再び回復が始まり24点になる。ただ、残念ながらその後の回復は少なく、発症16カ月まで頑張ったが26点であったため終了しました。
 
残念ながら力及ばず全体的に麻痺が残ってしまいました。
 

 
顔面神経麻痺回復経過グラフmm

 
(注)グラフの『治癒群』『回復良好群』『回復不良群』は村上信五先生のBell麻痺患者の麻痺回復経過を参照
   https://medicalnote.jp/contents/151207-000004-TYQXXR
 


顔面神経麻痺、40代、女性の患者さま

7週間ほど前に右側の顔面神経麻痺を発症。来院時の表情筋スコアは9点。無表情で眉も口角も大きく垂れ下がっている。動かそうとしても眼は閉じれず口元もほとんど動かない状態です。
 
週2回のペースで鍼灸をしていく。順調に回復していき発症4カ月には20点になる。その後も順調に回復していき発症13カ月に37点まで回復しました。
 
眉の動きが少し弱いほかは目立つような麻痺は無くすことができました。
 
寒くなったりすると少し動かしづらいように感じるかも知れませんが、マッサージや温めたりすることで戻りますから心配いりませんよ。1年間がんばりましたね。
 

 
顔面神経麻痺回復経過グラフss

 
(注)グラフの『治癒群』『回復良好群』『回復不良群』は村上信五先生のBell麻痺患者の麻痺回復経過を参照
   https://medicalnote.jp/contents/151207-000004-TYQXXR
 


顔面神経麻痺、40代、男性の患者さま

17日前に左側の顔面神経麻痺を発症。来院時の表情筋スコアは9点。無表情で眉も口角も大きく垂れ下がっている。動かそうとしても眼は閉じれず口元もほとんど動かない状態です。
 
週2回のペースで鍼灸をしていく。少しずつ回復していき発症3カ月には15点になる。
 
仕事の都合がつかず施術を週1回に減らして継続。徐々には回復していくが大きな変化は見られない。発症1年経過したころ28点に回復して終了しました。
 
残念ながら力及ばず全体的に麻痺が残ってしまいました。
 

 
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(注)グラフの『治癒群』『回復良好群』『回復不良群』は村上信五先生のBell麻痺患者の麻痺回復経過を参照
   https://medicalnote.jp/contents/151207-000004-TYQXXR
 


顔面神経麻痺、40代、男性の患者さま

80日前に右側の顔面神経麻痺を発症。ある程度動くようになったがまだ麻痺があるので当院にご来院くださいました。来院時の表情筋スコアは26点。無表情ではそれほど麻痺がわからないが、動かすと全体に動きが弱い状態です。
 
週に2回のペースで鍼灸をしていく。順調に回復していき3カ月後には37点まで回復。笑ったときの口の広がりが少し弱い。その後、仕事が忙しくなってしまい終了。1カ月後にメールで確認するとだいぶ良くなったとのことでした。
 
しばらくはご自宅でのトレーニングは続けてくださいね。
 

 
顔面神経麻痺回復経過グラフky

 
(注)グラフの『治癒群』『回復良好群』『回復不良群』は村上信五先生のBell麻痺患者の麻痺回復経過を参照
   https://medicalnote.jp/contents/151207-000004-TYQXXR
 


顔面神経麻痺、40代、男性の患者さま

1ケ月前に左側の顔面神経麻痺を発症。治る様子がないのでコロナ禍の中に当院にご来院くださいました。来院時の表情筋スコアは7点。無表情で眉も口角も大きく垂れ下がっている。顔を動かそうとしてもほとんど動かない状態です。
 
週に2回のペースで鍼灸をしていく。初めの1ケ月はまったく変化が無かったが、そこから階段状に回復が始まった。徐々に回復していって、発症1年後で33点まで回復。ただ口元の麻痺があまり改善できず、残念ながら笑っても口が少ししか広がらないままになってしまいました。
 
これからもご自宅でのトレーニングは続けてください。
 

 
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(注)グラフの『治癒群』『回復良好群』『回復不良群』は村上信五先生のBell麻痺患者の麻痺回復経過を参照
   https://medicalnote.jp/contents/151207-000004-TYQXXR
 


顔面神経麻痺、50代、女性の患者さま

16日前に左側の顔面神経麻痺を発症してご来院くださいました。来院時の表情筋スコアは9点。無表情で眉も口角も大きく垂れ下がっていて、眼を閉じることが出来ない。笑っても口の左側はまったく動かない状態です。麻痺のピークの時なので発症1カ月ころに再度スコアを確認するとする。
 
週に2回のペースで鍼灸をしていく。全体に動くようになってきて発症30日では23点まで回復。その後も順調に回復していき発症174日で38点になった。まだ目元・口元の筋力に弱いところが見られるが、自宅でのトレーニングで回復すると思われるので終了しました。
 
しばらくの間はマッサージ・トレーニングは頑張りましょうね。
 

 
顔面神経麻痺回復経過グラフss

 
(注)グラフの『治癒群』『回復良好群』『回復不良群』は村上信五先生のBell麻痺患者の麻痺回復経過を参照
   https://medicalnote.jp/contents/151207-000004-TYQXXR
 


顔面神経麻痺、50代、女性の患者さま

2ケ月半ほど前に右側の顔面神経麻痺を発症。遠方から3時間かけてコロナ禍の中に当院にご来院くださいました。来院時の表情筋スコアは14点。無表情で眉も口角も大きく垂れ下がっていて、眼を閉じることが出来ない。強めの麻痺です。
 
週に2回のペースで鍼灸をしていく。順調に少しずつ回復していき発症260日ころでは37点まで回復。口を横に開く力が若干弱いところが残ってしまいました。
 
しばらくの間はご自宅でのトレーニングは続けましょうね。
 

 
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(注)グラフの『治癒群』『回復良好群』『回復不良群』は村上信五先生のBell麻痺患者の麻痺回復経過を参照
   https://medicalnote.jp/contents/151207-000004-TYQXXR
 


顔面神経麻痺、60代、男性の患者さま

18日前に左側の顔面神経麻痺を発症。左右は不明だが15年前と30年前にもなったことがあるとのこと。コロナ禍の中に当院にご来院くださいました。来院時の表情筋スコアは12点。無表情で眉も口角も大きく垂れ下がっている。全体に少しずつ動くが弱いが、この時期にすると麻痺としては中程度です。
 
週に2回のペースで鍼灸をしていく。都合で2週間ほど空くことが3回ほどあったが、少しずつ回復していき発症230日ころでは36点まで回復した。もうしばらくは改善が期待できたが都合により終了。目を閉じるのと口を閉じる力が若干弱い状態です。
 
ご自宅でのトレーニングはこの後も続けてくださいね。
 

 
顔面神経麻痺回復経過グラフst

 
(注)グラフの『治癒群』『回復良好群』『回復不良群』は村上信五先生のBell麻痺患者の麻痺回復経過を参照
   https://medicalnote.jp/contents/151207-000004-TYQXXR
 


顔面神経麻痺、50代、男性の患者さま

2ケ月半ほど前に右側の顔面神経麻痺・ハント症候群を発症した。回復が思わしくないためコロナ禍の中に当院にご来院くださいました。来院時の表情筋スコアは11点。無表情で眉も口角も大きく垂れ下がっている。目と口はどうにか閉じれるが、笑っても口が健側に引っ張られてしまう。回復不良群の下限の麻痺です。
 
週に2回のペースで鍼灸をしていく。少しずつ回復していき、発症170日では26点まで大きく回復。目元と口元にしっかり動きが出てきました。その後も徐々に回復していき、発症1年で34点になり回復良好群に並びました。ただ、残念ながら笑ったときの口元の麻痺は残ってしまいました。
 
ご自宅でのトレーニングはこの後も続けてくださいね。
 

 
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(注)グラフの『治癒群』『回復良好群』『回復不良群』は村上信五先生のBell麻痺患者の麻痺回復経過を参照
   https://medicalnote.jp/contents/151207-000004-TYQXXR
 


顔面神経麻痺、30代、女性の患者さま

2年5ケ月前の妊娠中に右側の顔面神経麻痺を発症した。妊娠中だったため投薬に制限があって麻痺が残ってしまった。今からでも回復しないかとコロナ禍の中に当院にご来院くださいました。来院時の表情筋スコアは31点。無表情で眉がわずかに下がっている。軽く目を閉じても1mmほど開いたままで、笑ったときの口の動きが少ない状態。
 
週に1回のペースで鍼灸をしていく。初めの1カ月でなんとか目が閉じれるようになって32点。ただ、その後は都合で来院できないこともあって飛びとびで施術。それでも開始170日には目元は正常に戻って35点。残念ながら眉と口元には大きな変化は見られていません。
 
仕事の関係でしばらくは来院が難しいとのこと。また都合がついたらトライしましょうね。
 

 
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(注)グラフの『治癒群』『回復良好群』『回復不良群』は村上信五先生のBell麻痺患者の麻痺回復経過を参照
   https://medicalnote.jp/contents/151207-000004-TYQXXR
 


顔面神経麻痺、30代、男性の患者さま

7ケ月ほど前に左側の顔面神経麻痺を発症した。ハント症候群と診断されて2週目に顔面神経減荷術を受けた。発症3ケ月過ぎたころから他鍼灸院で施術を受けていたが、転勤のため当院にご来院くださいました。来院時の表情筋スコアは24点。無表情は問題ないが、目はしっかりとは閉じれず笑っても口が動かない重度の麻痺です。
 
週に1回のペースで鍼灸をしていく。少しずつは回復していくが、発症1年で30点で目は閉じれるものの口元は動かない状態です。再びの転勤で以前の鍼灸院に戻ることになりました。
 
もう少しの間は回復できる可能性がありますから頑張りましょうね。
 

 
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(注)グラフの『治癒群』『回復良好群』『回復不良群』は村上信五先生のBell麻痺患者の麻痺回復経過を参照
   https://medicalnote.jp/contents/151207-000004-TYQXXR
 


顔面神経麻痺、10歳未満、男性の患者さま

1ケ月前に右側の顔面神経麻痺を発症した。来院時の表情筋スコアは9点で、無表情でも口角が大きく垂れている。目は閉じれず、笑っても口が動かない。鍼灸で改善できればとコロナ禍のなかご来院くださいました。
 
遠方だったため週に1回のペースで鍼灸をしていくと徐々に回復していく。発症99日で無表情では麻痺が分からなくなった。発症134日には目が閉じれ、笑ったときにしっかりと口が広がるようになって28点。発症10カ月過ぎに30点で終了しました。
 
口を閉じる力がまだ少し弱いがトレーニングを続ければ少しづつ回復するでしょう。引き続き頑張りましょうね。
 
(小児のため表情筋スコアは32点満点での数値です。大人は40点満点です。小児の統計データはありませんので、下記のグラフは大人の統計データに患者さまの数値を重ねています。)
 

 
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(注)グラフの『治癒群』『回復良好群』『回復不良群』は村上信五先生のBell麻痺患者の麻痺回復経過を参照
   https://medicalnote.jp/contents/151207-000004-TYQXXR
 


顔面神経麻痺、20代、男性の患者さま

3ケ月前に左側の顔面神経麻痺を発症した。治りが悪いので11日前に顔面神経減荷術を受けたばかり。来院時の表情筋スコアは14点で、無表情でも口角が垂れている。目は閉じれず、笑っても口が動かない。鍼灸で改善できればとコロナ禍のなかご来院くださいました。
 
岐阜の方だったため週に1回のペースで鍼灸をしていくと徐々に回復していく。発症6カ月過ぎにようやく目を閉じれるようになり、全体的にも動きが大きくなって31点。発症9カ月過ぎに37点で終了することとした。
 
眉の動きと笑った時の口元に少し麻痺が残っていますが、若いのでまだ回復する見込みはあります。トレーニングは引き続き頑張りましょうね。
 

 
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(注)グラフの『治癒群』『回復良好群』『回復不良群』は村上信五先生のBell麻痺患者の麻痺回復経過を参照
   https://medicalnote.jp/contents/151207-000004-TYQXXR
 


顔面神経麻痺、40代、女性の患者さま

1ケ月前に右側の顔面神経麻痺を発症した。来院時の表情筋スコアは17点で、全体には動くが口を横に広げることは全くできない。鍼灸で改善できればとコロナ禍のなかご来院くださいました。
 
週に2回のペースで鍼灸をしていくと口を横に広げる力は順調に回復するのだが、目と口を閉じる力の回復が遅れる。発症6ケ月過ぎにようやく目を閉じれるようになったが、口を閉じる力は弱い。10カ月を過ぎた頃に何とか軽く口をゆすいでも(クチュクチュ)水が漏れないようになった。お家の都合もあって37点で一旦終了することした。
 
目元と口元がほんの少し弱いところがあるのでトレーニングは引き続き頑張りましょうね。
 

 
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(注)グラフの『治癒群』『回復良好群』『回復不良群』は村上信五先生のBell麻痺患者の麻痺回復経過を参照
   https://medicalnote.jp/contents/151207-000004-TYQXXR
 


顔面神経麻痺、60代、女性の患者さま

1週間前に左側の顔面神経麻痺を発症した。来院時の表情筋スコアは7点で、無表情でも眉と口角が大きく垂れ下がっている。目は閉じれず、口元にも力が入らない。15年前にも右側の顔面神経麻痺で当院に通院されていたこともあって、コロナ禍のなかご来院くださいました。
 
週に2回のペースで鍼灸をしていくと徐々に回復し始め、4カ月過ぎには目がちゃんと閉じられるようになった。7カ月過ぎには無表情では麻痺が分からなくなった。10カ月過ぎたところで37点で施術を終了することにしました。
 
長い間の通院、お疲れさまでした。
 

 
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(注)グラフの『治癒群』『回復良好群』『回復不良群』は村上信五先生のBell麻痺患者の麻痺回復経過を参照
   https://medicalnote.jp/contents/151207-000004-TYQXXR
 


顔面神経麻痺、40代、男性の患者さま

1ケ月前に右側の顔面神経麻痺を発症した。来院時の表情筋スコアは14点で、口を閉じる力は割とあるが、口を横に広げることは全くできない。鍼灸で改善できればとコロナ禍のなかご来院くださいました。
 
週に2回のペースで鍼灸をしていくと発症2ケ月を過ぎたあたりから徐々に回復し始めた。5カ月を過ぎた頃から回復が大きくなって回復良好群を越えて、10カ月過ぎには35点まで回復することが出来ました。
 
ご本人も納得いただけるまでになって良かったです。
 

 
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(注)グラフの『治癒群』『回復良好群』『回復不良群』は村上信五先生のBell麻痺患者の麻痺回復経過を参照
   https://medicalnote.jp/contents/151207-000004-TYQXXR
 


顔面神経麻痺、40代、男性の患者さま

2週間前に左右両側の顔面神経麻痺を発症した。来院時の表情筋スコアは左右ともに9点で、無表情でも眉と口角が大きく下がっている重症です。鍼灸で改善できればとコロナ禍のなかご来院くださいました。
 
週に2回のペースで鍼灸をしていくと心配していたほど神経が切れておらず、1ケ月ほどで大きく改善できました。右側は発症76日で40点に、左側は発症140日で40点に回復しました。病的共同運動もなく良好です。
 
がんばって通ってくださって良かったですね。
 

 
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(注)グラフの『治癒群』『回復良好群』『回復不良群』は村上信五先生のBell麻痺患者の麻痺回復経過を参照
   https://medicalnote.jp/contents/151207-000004-TYQXXR
 


顔面神経麻痺、50代、男性の患者さま

35日前に左側の顔面神経麻痺を発症した。来院時の表情筋スコアは9点で、頬をふくらます以外はほどんど動かない重症です。鍼灸で改善できればとコロナ禍のなかご来院くださいました。
 
週に2回のペースで鍼灸をしていくと発症40日を過ぎたあたりから大きく回復し始めた。180日過ぎた頃には回復不良群の下限のあたりから回復良好群の中心近くまで回復した。ただ、仕事の都合で回復途中で終了することに。
 
引き続きこのまま回復することを祈っています。
 

 
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(注)グラフの『治癒群』『回復良好群』『回復不良群』は村上信五先生のBell麻痺患者の麻痺回復経過を参照
   https://medicalnote.jp/contents/151207-000004-TYQXXR
 


顔面神経麻痺、30代、女性の患者さま

12日前に右側の顔面神経麻痺を発症した。出産後19日に発症してたので、喜びもかき消されてしまったでしょう。来院時の表情筋スコアは11点で、無表情でも口角が垂れ下がり、頬をふくらます以外はあまり動かない。鍼灸で改善できればとコロナ禍のなかご来院くださいました。
 
週に2回のペースで鍼灸をしていくと18日後(発症30日)には24点まで回復。無表情での麻痺はわからなくなり、眼元と口元の動きが良くなった。発症から3カ月半で40点まで回復することができた。
 
子育て頑張ってくださいね。
 

 
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(注)グラフの『治癒群』『回復良好群』『回復不良群』は村上信五先生のBell麻痺患者の麻痺回復経過を参照
   https://medicalnote.jp/contents/151207-000004-TYQXXR
 


顔面神経麻痺、20代、女性の患者さま

9カ月ほど前に右側の顔面神経麻痺を発症した。来院時の表情筋スコアは32点で、無表情では麻痺は感じられないが、口をイーとしても少ししか広がらず、これでは笑顔になれない。鍼灸で改善できればとコロナ禍のなかご来院くださいました。
 
週に2回のペースで鍼灸をしていくと口元は徐々に回復していき、2カ月後には37点で、口をイーするときに意識して力を入れないと広がりきらないものの口元はほぼ回復することができました。
 

 
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(注)グラフの『治癒群』『回復良好群』『回復不良群』は村上信五先生のBell麻痺患者の麻痺回復経過を参照
   https://medicalnote.jp/contents/151207-000004-TYQXXR
 


顔面神経麻痺、50代、男性の患者さま

4カ月ほど前に左側の顔面神経麻痺を発症して顔面神経減荷術を受けられた。来院時の表情筋スコアは24点で、無表情でも麻痺がハッキリわかり、眼も閉じられず全体に麻痺がある。鍼灸で改善できればとコロナ禍のなかご来院くださいました。
 
週に2回のペースで鍼灸をしていくと発症1ケ月では31点で、無表情で麻痺が少し分かるものの、眼はどうにか閉じられるようになりました。4カ月後には38点に回復。口をイーとしたときに少し口角が挙がりづらいところが遺りましたがほぼ回復することができました。
 

 
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(注)グラフの『治癒群』『回復良好群』『回復不良群』は村上信五先生のBell麻痺患者の麻痺回復経過を参照
   https://medicalnote.jp/contents/151207-000004-TYQXXR
 


顔面神経麻痺、50代、女性の患者さま

14カ月前に左の顔面神経麻痺を発症した。無表情のときに時おり麻痺側の眉が下がっている。眉を挙げる力、口を閉じる力、イーと広げる力が弱い。表情筋スコアは22点なので重症だったのでしょう。少しでも改善すればとコロナ禍のなかご来院くださいました。
 
週1回の鍼灸と自宅トレーニングを5カ月がんばっていただきました。眉を挙げるのと口をイーと広げる力がわずかに改善したものの、表情の動きに大きな改善は見られませんでした。ご期待に沿えず心苦しい結果になりました。


顔面神経麻痺、30代、女性の患者さま

20日前に右側の顔面神経麻痺を発症してコロナ禍のなかご来院くださいました。来院時の表情筋スコアは14点で、なんとか眼は閉じれるが全体に麻痺があって無表情でも麻痺がハッキリわかります。
 
週に2回のペースで鍼灸をしていくと発症1ケ月では33点、2カ月では40点に回復しました。厳しく見ると笑った時の口角にほんの少し左右差がありますが、後は自然に回復してくれるでしょう。
 
よかったですね。
 

 
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(注)グラフの『治癒群』『回復良好群』『回復不良群』は村上信五先生のBell麻痺患者の麻痺回復経過を参照
   https://medicalnote.jp/contents/151207-000004-TYQXXR
 


顔面神経麻痺、20代、女性の患者さま

3年5カ月前に左の顔面神経麻痺を発症して3ケ月後に顔面神経減荷術を受けた。無表情では麻痺はわからないが、目を閉じる力が少し弱いのと、イーとしても口角の広がりが少し足りない。表情筋スコアは37点で高いのだが、笑った時に口元の麻痺がどうしても気になるのでしょう。コロナ禍のなかご来院くださいました。
 
週1回の鍼灸と自宅トレーニングを4カ月がんばっていただきましたが、残念ながら変化は見られませんでした。ご期待に沿えず心苦しい結果になりました。
 

 
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(注)グラフの『治癒群』『回復良好群』『回復不良群』は村上信五先生のBell麻痺患者の麻痺回復経過を参照
   https://medicalnote.jp/contents/151207-000004-TYQXXR
 


顔面神経麻痺、30代、女性の患者さま

2カ月ほど前に左側の顔面神経麻痺を発症してコロナ禍のなかご来院くださいました。来院時の表情筋スコアは29点の中~軽度の麻痺で、無表情では麻痺はわかりませんが、眼を閉じることが出来ず、口元の動きも少し良くない状態でした。
 
週に1回のペースで鍼灸をしていくと1ケ月後には33点、2カ月後に38点に回復しました。眼を閉じる力がまだ少し弱いようですが、あとは自宅でのトレーニングをしていけば大丈夫でしょう。
 
よかったですね。
 

 
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(注)グラフの『治癒群』『回復良好群』『回復不良群』は村上信五先生のBell麻痺患者の麻痺回復経過を参照
   https://medicalnote.jp/contents/151207-000004-TYQXXR
 


顔面神経麻痺、20代、女性の患者さま

13カ月前に突然右の顔の動きが重くなった。直前に受けたHIFUハイフという美容施術で、表情筋に顔表面から熱をかけてたるみを取ることでリフトアップする)が原因ではと思っていらっしゃる。大学病院を受診するも原因不明とのこと。鍼灸で改善しないかとコロナ禍のなかご来院くださいました。
 
来院時の表情筋スコアは39点で、右眼のウインクがしづらいのと、イーと笑った時に右口角のところに小さなクボミができない状態でした。あくまで見た目の評価ですのでご本人の動きが重いと言うのまでは評価しきれていません。当院でも初めてのケースですので週2回の鍼灸を進めながら様子を見ることにしました。
 
2,3週間ほどで動きが重いのが楽になってきたとのこと。施術1ケ月で確認すると、右眼のウインクが少しし易くなり、笑った時の口角のクボミができるようになってきていました。
 
患者様もうれしそうです。もうしばらく続けていきましょうね。


顔面神経麻痺、40代、男性の患者さま

15日前に左側の顔面神経麻痺を発症してコロナ禍のなかご来院くださいました。来院時の表情筋スコアは14点で中~軽度の麻痺です。この時期では回復予測が難しいので、週2回の鍼灸を進めながら発症から1カ月後のスコアをみて判断することにしました。
 
発症1ケ月でのスコアは20点で、通常であれば5・6カ月程度で40点近くまで回復する見込みですが、この患者さまは糖尿病でHbA1c6.9以上でしたので、見込みよりもかかるかも知れませんでした。
 
4カ月の時点で33点に回復しましたが、この時点では回復が少し遅いようにも感じました。
 
仕事が忙しくなり5カ月目のスコア確認直前で終了しましたが、無事に回復されることを祈っております。
 

 
顔面神経麻痺回復経過グラフya

 
(注)グラフの『治癒群』『回復良好群』『回復不良群』は村上信五先生のBell麻痺患者の麻痺回復経過を参照
   https://medicalnote.jp/contents/151207-000004-TYQXXR
 


顔面神経麻痺、50代、男性の患者さま

15日前に左側の顔面神経麻痺を発症してコロナ禍のなかご来院くださいました。来院時の表情筋スコアは11点で重度~中程度の麻痺です。この時期では回復予測が難しいので、週2回の鍼灸を進めながら発症から1カ月後のスコアをみて判断することにしました。
 
発症1ケ月でのスコアは20点で、通常であれば5・6カ月程度で40点近くまで回復する見込みですが、この患者さまは糖尿病でHbA1c7.2以上でしたので、見込みよりもかかるかも知れませんでした。
 
結果は8カ月半かかって37点で、麻痺はほぼ判らないものの眼と口を閉じる力が少し弱い状態でした。
 
もうしばらくの間はご自宅でのトレーニングをしていただくことで終了としました。
 

 
顔面神経麻痺回復経過グラフnk

 
(注)グラフの『治癒群』『回復良好群』『回復不良群』は村上信五先生のBell麻痺患者の麻痺回復経過を参照
   https://medicalnote.jp/contents/151207-000004-TYQXXR
 


顔面神経麻痺、30代、女性の患者さま

1年7カ月前に右側の顔面神経麻痺を発症して2カ月頃にご来院いただいた患者様です。来院時の表情筋スコアは13点で、4カ月の鍼灸施術をするも全く改善しなかったため、腫瘍の疑いがあると判断して大学病院で診てもらうことにしました。
 
大学病院では腫瘍は見つからないももの、ヘルペスウイルスによるものではないと判断して、経過観察することになりました。
 
ようやく3カ月前に顔面神経の炎症らしきものが見つかり、炎症周辺の骨を削る手術をしたところ少し顔の動きが出てきたと、再び当院にご来院くださり鍼灸をさせていただくことになりました。
 
ご来院時のスコアーは19点。無表情でも少し麻痺がわかるものの、確かに以前より動きが出ているのでご本人と私自身も期待して施術させていただきました。
 
ですが、結果は3カ月後に20点で、無表情での麻痺がわからなくなりましたが、麻痺が残った状態のままでした。
 
患者様のご期待に応えられず、心苦しい思いで終了させていただきました。
 

 
顔面神経麻痺回復経過グラフuk

 
(注)グラフの『治癒群』『回復良好群』『回復不良群』は村上信五先生のBell麻痺患者の麻痺回復経過を参照
   https://medicalnote.jp/contents/151207-000004-TYQXXR
 


顔面神経麻痺、20代、男性の患者さま

7カ月前に右側の顔面神経麻痺(ハント症候群)を発症。年末だったためすぐに処置が受けられず抗ウイルス薬とステロイドを投与されたのは7日目だったとのこと。他の鍼灸院にずっと通ったが麻痺の治りが良くないと感じてコロナ禍のなかご来院くださいました。
 
来院時の表情筋スコアは29点で強めの麻痺です。無表情のときには麻痺を感じませんが、眉と口元の麻痺が強く出ている状態でした。
 
週2回で鍼灸施術を始めて1カ月後は28点で、評価上のバラツキで1点減りましたが実質は変わりませんでした。もう1カ月続けてみましたが28点のままでした。
 
以前に通われていた鍼灸院での施術が上手くいっての29点だったのでしょう。当院の施術では変化ありませんでした。もっと良くなりたいと期待して通ってくださいましたが、心苦しい結果になってしまいました。
 

顔面神経麻痺回復経過グラフym

 
(注)グラフの『治癒群』『回復良好群』『回復不良群』は村上信五先生のBell麻痺患者の麻痺回復経過を参照
   https://medicalnote.jp/contents/151207-000004-TYQXXR
 


顔面神経麻痺、40代、男性の患者さま

3カ月前に左側の顔面神経麻痺を発症。麻痺の治りが遅いと感じてコロナ禍のなかご来院くださいました。
 
来院時の表情筋スコアは28点で良く治ってはいますが、無表情のときに眉が少し下がっているほか、動かすと各部に軽度の麻痺がみられる。のが分かる。目元の動きは良いが、口をイーと横に広げると麻痺側の広がりが足りない状態でした。
 
週2回で鍼灸施術を始めて1カ月後には全体に力が戻ってきて38点に回復できました。
 
あとは日にち薬で良くなっていくでしょう。よかったですね。
 

顔面神経麻痺回復経過グラフty

 
(注)グラフの『治癒群』『回復良好群』『回復不良群』は村上信五先生のBell麻痺患者の麻痺回復経過を参照
   https://medicalnote.jp/contents/151207-000004-TYQXXR
 


顔面神経麻痺、40代、女性の患者さま

4年3カ月前に左側の顔面神経麻痺を発症。ひどい麻痺が残っているわけではないが、もう少し改善しないかとコロナ禍のなかご来院くださいました。
 
来院時の表情筋スコアは35点で良く治ってはいますが、無表情のときに眉が少し下がっているのが分かる。目元の動きは良いが、口をイーと横に広げると麻痺側の広がりが足りない状態でした。
 
週1回で鍼灸施術を始めて1カ月後には眉の力が戻ってきて38点に回復。さらにその3カ月後には口の広がりも改善して39点に。
 
ただ、イーした時の左の口角が右ほどキュッと挙がらない。わずかな事だがキュッと挙がった方が確かに良い笑顔になる。もう3カ月鍼とトレーニングを続けてみましたが、残念ながらキュッというところまでは至りませんでした。
 
35点まで回復していると効果が得づらいこともありますが、よく改善したと思います。キュッというところまでたどり着ければもっと良かったのですが。
 

顔面神経麻痺回復経過グラフnh

 
(注)グラフの『治癒群』『回復良好群』『回復不良群』は村上信五先生のBell麻痺患者の麻痺回復経過を参照
   https://medicalnote.jp/contents/151207-000004-TYQXXR
 


顔面神経麻痺、70代、男性の患者さま

2ケ月半前に右側の顔面神経麻痺を発症。わりと動くようになったが回復の遅れを心配されてコロナ禍のなかご来院くださいました。
 
来院時の表情筋スコアは25点で麻痺は残っているものの重症ではないが、無表情のときでも眉と口角が垂れ下がり全体に動きが悪い状態でした。
 
週2回で鍼灸施術を始めて2カ月後には38点に回復。まだ表情にうっすら弱さが見られるのでもう1ケ月継続して40点に回復することが出来ました。
 
元の笑顔に戻れて良かったですね。
 

顔面神経麻痺回復経過グラフkm
 

(注)グラフの『治癒群』『回復良好群』『回復不良群』は村上信五先生のBell麻痺患者の麻痺回復経過を参照
   https://medicalnote.jp/contents/151207-000004-TYQXXR

 

顔面神経麻痺、40代、女性の患者さま

14日前に顎から首にかけて帯状疱疹を発症して抗ウイルス薬を投与されている最中(11日前)に同側の顔面神経麻痺を発症して、コロナ禍のなかご来院くださいました。
 
来院時の表情筋スコアは9点で麻痺が強めでした。無表情のときでも眉と口角が大きく垂れ下がり、全体に麻痺で動かない状態でした。
 
週2回で鍼灸施術を始めるとみるみるうちに回復していき、発症46日後には31点までになりました。ただ、口をイーと横に広げる動きだけが麻痺が強く回復が遅れていましたが、それ以外はほぼ元のとおり。これほどの短期間で回復したのは麻痺が強かったわりには顔面神経が切れていなかったからでしょう。顔面神経麻痺の発症前から抗ウイルス薬を投与されていたレアケースです。
 
もう少しですが、お子さんが夏休みに入ってしまい家を空けられなくなったので鍼を終了。
 
口元が良くなるには恐らく4,5ケ月ほどは掛かると思われます。夏休みが明けて気になるようでしたら、またご相談くださいね。
 

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(注)グラフの『治癒群』『回復良好群』『回復不良群』は村上信五先生のBell麻痺患者の麻痺回復経過を参照
   https://medicalnote.jp/contents/151207-000004-TYQXXR

 

顔面神経麻痺、30代、女性の患者さま

36日前に顔面神経麻痺を発症して、発症3週間目に顔面神経減荷術を受けた直後にコロナ禍のなかご来院くださいました。
 
来院時の表情筋スコアは13点で麻痺がやや強めでした。無表情のときでも眉と口角が大きく下がっている。口をイーとしても健康な方に引っ張られてしまう。週2回で鍼灸を進めていくことにしました。
 
鍼灸施術を始めて5ケ月のあいだ徐々にではあるが、鍼灸を受けない場合を上回る回復をしていきました。ところが6ケ月目ころから原因不明に回復が止まってしまい、10ケ月で施術を終了しました。
 
結果的には鍼灸を受けない場合より回復出来たものの、強めの麻痺が残ってしまい患者さまの落胆された気持ちが伝わって来るようでした。
 

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(注)グラフの『治癒群』『回復良好群』『回復不良群』は村上信五先生のBell麻痺患者の麻痺回復経過を参照
   https://medicalnote.jp/contents/151207-000004-TYQXXR

 

顔面神経麻痺、30代、女性の患者さま

12日前に顔面神経麻痺を発症。発症当日に病院で抗ウイルス薬とステロイドを処方される。顔面神経麻痺に鍼が良いと聞いてコロナ禍のなかご来院くださいました。
 
来院時の表情筋スコアは13点で中の上くらいの麻痺です。無表情のときでも眉と口角が下がっているのがわかる。頬をふくらますことは割とよく出来るが、その他の動きは良くない。週2回で鍼灸を進めていく。
 
鍼灸施術を始めて3ケ月は回復がやや低調であったものの、4ケ月目に急激に回復して、5ケ月目に40点満点まで回復できた。
 
まだ口角を上げづらいところがありますが、ご自宅でトレーニングを続けてくだされば大丈夫でしょう。もうしばらくがんばってくださいね。
 

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(注)グラフの『治癒群』『回復良好群』『回復不良群』は村上信五先生のBell麻痺患者の麻痺回復経過を参照
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顔面神経麻痺、70代、女性の患者さま

2ヶ月前に顔面神経麻痺を発症。発症翌日に病院で抗ウイルス薬とステロイドを処方される。持病に糖尿病をお持ちで回復が遅く心配になってコロナ禍のなかご来院くださいました。
 
来院時の表情筋スコアは9点でかなり重度の麻痺です。無表情のときでも麻痺がハッキリとわかる。頬をふくらますことは割とよく出来るが、その他の動きは良くない。糖尿病があると回復が悪いので週2回の施術を提案したが、ご本人の考えに従って週1回で進めることに決まった。
 
鍼灸施術を始めて3ケ月後から回復のペースが上がってきて7ケ月後(発症270日ころ)にはスコア29点まで回復できた。
 
ところがその後は施術ペースを2週間に1回に減らしてしまわれた。2ケ月後には25点に下がり、さらに2ケ月後には24点になってしまいました。糖尿病をお持ちだと状態が定着しづらいのかも知れません。
 
発症から1年を過ぎていることと、このペースで施術しても回復は望めないので施術終了とさせていただきました。
 
患者さまごとに様々なお考えとご事情があるので仕方のないことですが、提案を受け入れてくださっていればと心残りでした。
 

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(注)グラフの『治癒群』『回復良好群』『回復不良群』は村上信五先生のBell麻痺患者の麻痺回復経過を参照
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顔面神経麻痺、50代、男性の患者さま

5ヶ月半前に顔面神経麻痺を発症。発症翌日に病院で抗ウイルス薬とステロイドを処方される。リハビリ等はなく回復が遅く心配になってコロナ禍のなかご来院くださいました。
 
来院時の表情筋スコアは14点で重度の麻痺です。無表情のときでも麻痺がハッキリとわかる。麻痺側の頬が不自然につり挙がっているので聞くと、口角が垂れているのを気にして発症1ケ月ころから電気が流れる美顔ローラーで上に引っ張るようにしていたとのこと。電気のせいで頬の筋肉が縮んでしまいつり挙がってしまったのでしょう。また、軽く目を閉じても1mmほど開いてしまい、口元も全体に動かない。
 
週2回で鍼灸施術を始めて1ケ月後にはスコアは23点に回復し、眼が閉じられるようになり、口元にも動きが出てきました。
 
5ケ月後には35点まで回復して全体に動けるようになりましたが、それ以降は残念ながら大きな回復は見られませんでした。頬のつり挙がりは軽くなったものの残っていますが、自宅でのトレーニングで徐々には回復するでしょう。
 
ご本人としてはあと一歩の改善を望んでいらっしいましたが、「治らないと思っていたのがここまで回復しただけでも良かった」と言ってくださいました。もうしばらくは自宅でのトレーニングを続けて下さいね。
 

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(注)グラフの『治癒群』『回復良好群』『回復不良群』は村上信五先生のBell麻痺患者の麻痺回復経過を参照
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顔面神経麻痺、40代、男性の患者さま

5ヶ月前に顔面神経麻痺を発症。救急を受診して2日後から入院された。治りが遅いのと糖尿病を患っていることもあり、不安に思われてコロナ禍のなかご来院くださいました。
 
来院時の表情筋スコアは25点で無表情のときでも眉と口角が少し垂れていて麻痺が感じられる。軽く目を閉じても1mmほど開いてしまい、口元も全体に少し力が弱い。麻痺のレベルとしてはやや悪い状況です。
 
鍼灸施術を始めて5週間後には無表情では麻痺が判らなくなり、眼もなんとか閉じられるようになってスコアは31点。さらに5週間後には眼もしっかりと閉じられるようになり、口元も麻痺が見られなくなってスコア37点です。念のためもう5週間だけ鍼灸を続けましたが残念ながら顕著な変化はみられませんでした。
 
糖尿病を患っていらしてので心配しましたが、他の人が見ても麻痺を感じられないレベルには回復することができました。患者さまとしてはあと一歩回復してほしかったことと思いますが、「もっと麻痺が残ると心配していたので良かった」と言ってくださいました。
 

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(注)グラフの『治癒群』『回復良好群』『回復不良群』は村上信五先生のBell麻痺患者の麻痺回復経過を参照
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顔面神経麻痺、20代、女性の患者さま

11年前に左の顔面神経麻痺を発症したが、子供のころだったためよく覚えていない。今年就職したがコロナ禍で在宅勤務中とのこと。
 
無表情でも眉と口角がわずかに下垂している。表情をつくると全体に動きが少し弱く、軽く目を閉じようとしてもわずかだが閉じきれていない。表情筋スコアは27点です。鍼灸と並行して自宅での表情トレーニングを始めました。
 
鍼灸を始めて1ケ月後には『軽い閉眼』と『頬をふくらます』が改善されて、目も何とか閉じれるようになり、頬を膨らませても息がもれなくなりました。無表情のときの眉の下垂も無くなりましたが、まだ口角の下垂が残っています。でもスコアーは29点になりご本人も希望が持てたようです。
 
さらに1ケ月後には無表情での麻痺は分からなくなり、目もしっかりと閉じられるようになってスコアー33点までに。
 
その後も徐々に改善しいき6カ月後には35点になりました。眉を挙げる力が弱いのと、笑った時に口角が少し挙がりづらいところが残りましが、目立つような麻痺は無くすことが出来ました。
 

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(注)グラフの『治癒群』『回復良好群』『回復不良群』は村上信五先生のBell麻痺患者の麻痺回復経過を参照
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顔面神経麻痺、40代、男性の患者さま

6日前に左の顔面神経麻痺を発症。無表情で眉と口角が大きく垂れてしまっている。表情筋スコアは11点でしたので軽くはないが順調に回復していくものと思われました。
 
ところが、鍼灸施術を始めても2ヶ月の間に2点の改善しかありません。神経腫瘍の恐れがあったため病院でMRI撮影してもらいましたが、幸いその心配は外れてその頃からようやく回復が始まりました。
 
コロナ禍のなかも通ってくださり、およそ10ケ月後に37点まで回復することができました。口を尖らせたり笑顔をつくると左眼が閉じてしまう病的共同運動が強めに出てしまいましたが、幸いご本人は気にならないとのこと。もうしばらくは自宅での表情トレーニングを継続することにして終了しました。
 
お帰りの際に「ここに来たのは正解だったわ」と言っていただけ、私もひと安心です。お大事になさってください。
 

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(注)グラフの『治癒群』『回復良好群』『回復不良群』は村上信五先生のBell麻痺患者の麻痺回復経過を参照
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顔面神経麻痺、30代、女性の患者さま

14・5年前に右の顔面神経麻痺を発症して3ケ月ほど鍼灸施術(他院)も受けたが発症半年ほどで変化がなくなってしまった。最近になって顔のこわばり感を強く感じるようになりコロナ禍のなか当院にいらっしゃいました。
 
無表情だと麻痺はわかりませんが、表情をつくると全体に動きが少し弱く表情筋スコアは28点です。点数があまり高くなく逆に改善する余地があると思われたので、鍼灸と並行して表情トレーニングをお勧めしました。
 
鍼灸を始めて1ケ月後には『頬をふくらます』と『イーと歯を見せる』動きがほぼ左右対称に改善して30点!頬をふくらますことが出来ると歯磨き後のクチュクチュで水が漏れないようになります。こわばり感も軽くなってきたとのことでご本人も嬉しそうです。
 
さらに1ケ月後、何とかウインクが出来るくらいの眼を閉じる力が戻って31点です。「表情が改善するとは思ってもいなかった!」と喜んでいただけました。
 

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(注)グラフの『治癒群』『回復良好群』『回復不良群』は村上信五先生のBell麻痺患者の麻痺回復経過を参照
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顔面神経麻痺、50代、女性の患者さま

17日前に右の顔面神経麻痺を発症。ずっと仕事が忙しくて休みがあまり取れていないとのこと。疲れから免疫低下を起こしたのでしょう。眉も口角も下がってしまい表情筋スコアは8点の重症です。病院からは麻痺が残るだろうと言い渡されたとのこと。この先半年は仕事が忙しいのも心配でした。
 
ですが鍼灸を始めて2週間後(発症から1ケ月)に再度スコアを確認すると22点まで回復できました。この分だとうまくいけば3ケ月ほどで元の笑顔まで回復できそうです。ご本人も希望が持てたようでうれしそうです。良かったですね。


顔面神経麻痺、40代、男性の患者さま

2ケ月ほど前に左側の頭部の手術を受けた翌日に反対側(右側)の顔面神経麻痺を発症。手術が直接の原因ではなく、ストレスなどから免疫低下をおこして顔面神経麻痺を発症してしまったと思われます。発症後から改善が見られないため、コロナ禍のなかわざわざ静岡からご来院くださいました。表情筋スコアは13点で、ほとんど顔が動かない重症の状態です。
 
鍼灸施術と自宅でのマッサージを続けた1カ月後にスコアは23点まで回復。遠いところからわざわざ来た甲斐があったと喜んでくださいました。さらにその1ケ月後には37点になり終了。眉の動きがまだ少し弱いですがトレーニングをしていけば回復してくれるでしょう。病的共同運動も見られません。きれいに回復できて良かったですね。
 

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(注)グラフの『治癒群』『回復良好群』『回復不良群』は村上信五先生のBell麻痺患者の麻痺回復経過を参照
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顔面神経麻痺、40代、男性の患者さま

2週間前に左の顔面神経麻痺を発症する。ハント症候群と診断され、抗ウイルス薬とステロイドを処方された。顔面神経減荷術を勧められるもコロナウイルス感染が心配で入院できない。当院のサイトを見てご来院くださいました。

安静時でも眉と口角が下がっていて、表情筋スコアは8点の重症です。週2回で鍼灸施術を進めていく。2週間後(発症1ケ月)に顔の動きを確認すると、安静時の眉と口角の下がりは見られなくなりスコア13点で順調に回復に向かいました。発症から半年では31点に。仕事が忙しくなって都合がつかないため中断しましたが、まだ回復の余地はあるので自宅でのトレーニングは欠かさずしてくださいね。
 

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(注)グラフの『治癒群』『回復良好群』『回復不良群』は村上信五先生のBell麻痺患者の麻痺回復経過を参照
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顔面神経麻痺、50代、女性の患者さま

半年前に右の顔面神経麻痺を発症して2日後から入院し、3週間後には顔面神経減荷術を受けたとのこと。別の鍼灸院にも週2回通っていたが思うように回復しないのでと当院にいらっしゃいました。表情筋スコアは9点で無表情でも眉が下がっていてかなりの重症だったと思われる。
 
週1~2回の鍼灸施術と自宅での筋トレを始めて、1ケ月後は全く変化なし。さらに継続して2ケ月後にはようやくスコアが18点まで回復して、無表情では麻痺がわからなくなりました。発症から1年には24点。まだ麻痺が残っていますがコロナ禍で止まっていた仕事が再開したとのことで中断になりました。まだしばらくは回復の見込みがありますから、ご自宅でのトレーニングは続けてくださいね。
 

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(注)グラフの『治癒群』『回復良好群』『回復不良群』は村上信五先生のBell麻痺患者の麻痺回復経過を参照
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顔面神経麻痺、10代後半、女性の患者さま

2ケ月前に右の顔面神経麻痺を発症して当日に病院を受診、抗ウイルス薬とステロイドを処方してもらった。今はまだ無表情のときに口角が大きく下がってしまっている。表情筋スコアは14点で軽症とはいえないものの、6~9ヶ月ほどで改善できると思われた。
 
1ケ月後には無表情のときに麻痺はわからなくなりスコア21点。2ケ月後には顔の動きも全体に良くなりスコア33点。若いことも助けて異例な回復です。
 
ただ、お母様がコロナウイルス感染を心配されてここで施術終了としました。ご心配ごもっともです。あとは、ご自宅で筋トレを充分してくださいね。お大事にしてください。
 

 
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(注)グラフの『治癒群』『回復良好群』『回復不良群』は村上信五先生のBell麻痺患者の麻痺回復経過を参照
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顔面神経麻痺、50代、男性の患者さま

3週間前に顔面神経麻痺を発症して翌日に病院を受診して処置をしてもらった。はるばる長野県から当院にいらしてくださる。
 
無表情のときは眉が少し下がっているくらいで麻痺は感じられないが、表情をつくると全体に麻痺がわかる。表情筋スコアは16点で重くはないものの、4ケ月程度はかかるものと思われた。

長野県から週1回通っていただき2ケ月で31点まで回復したが、それでも眼が3mmほど閉じられなかった。まだ続けた方が良かったのだが仕事の都合でそれから通院が途絶えてしまった。糖尿病を合併していらしたのが気がかり。
 
それから2ケ月のころに経過をメールで確認したところ、無事に眼も閉じられるようになってほぼ回復したとのことで、ひと安心。再発しないようにしっかり体調管理してくださいね。
 

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(注)グラフの『治癒群』『回復良好群』『回復不良群』は村上信五先生のBell麻痺患者の麻痺回復経過を参照
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顔面神経麻痺、50代、男性の患者さま

顔面神経麻痺を発症して7週過ぎころにいらっしゃいました。表情筋スコアは19点で、無表情で眉と口元が下がっていて麻痺がしっかりわかりました。眉はまったく挙がらず、眼は4mmほど閉じられず、口も横に広がりませんが、幸い口を閉じる力はしっかりあって頬を膨らますことは出来ました。麻痺の程度だと中程度です。
 
10ケ月半の間施術。そのあいだ順調に回復して9ケ月過ぎでスコアは37点と良いのですが、額の麻痺が強かったために無表情でも眉の下がりが目立ちます。最後の1ケ月でようやく眉の下がりが目立たなくなってスコア38点で終了しました。
 
口を閉じたときに眼が少し閉じそうになる後遺症が出てしまいました。もうしばらくはミラーバイオフィードバックとマッサージを続けてくださいね。
 

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(注)グラフの『治癒群』『回復良好群』『回復不良群』は村上信五先生のBell麻痺患者の麻痺回復経過を参照
   https://medicalnote.jp/contents/151207-000004-TYQXXR
 


顔面神経麻痺、60代、女性の患者さま

顔面神経麻痺を発症して5ケ月過ぎたころにいらっしゃいました。表情筋スコアは23点で無表情では麻痺がわかりませんが、眼が閉じられず、笑った時に口が横に開きません。鍼灸施術を開始する時期としては遅めですが週2回で進めることとしました。1ケ月後に25点になったところで、お母様の介護のためにいったん施術を中断することに。
 
4ケ月中断して発症後10ケ月から施術を再開。再開時はスコアは30点でしたが、週2回で1ケ月後に35点まで回復。ただ、さらに1ケ月続けるも変化はなく、発症1年になったので相談して終了としました。
 
スコア的には回復不良群の上位だった状態から回復良好群の上位にすることが出来たのですが、口元に軽度の麻痺が遺ってしまいました。仕方のないことですが、もっと早く始めていれば、4ケ月間の中断がなければと思ってしまいます。
 

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(注)グラフの『治癒群』『回復良好群』『回復不良群』は村上信五先生のBell麻痺患者の麻痺回復経過を参照
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顔面神経麻痺、20代、女性の患者さま

1年3ケ月前に右の顔面神経麻痺を発症。2週間入院して加療。マッサージと筋トレの指導を受けて6ケ月のあいだ自分で行っていたとのこと。表情筋スコアは34点で口元に麻痺が残っている。笑ったときと口を尖らせたときに麻痺がわかってしまう。ご本人としては気になることでしょう。
 
週1回で鍼灸を始めていく。1ケ月過ぎたころに口を横に広げる力が少し回復したがまだ笑顔に麻痺がみてとれる。3ケ月過ぎたころに口を尖らせても麻痺が判らないくらいに回復。4ケ月経ったところでスコアは36点になったが、笑顔のときの口元の左右差は戻り切れませんでした。
 
ですが、いつもとても明るくステキなお嬢さんでした。きっとご本人は気にしていらっしゃるでしょうが、あなたがステキなことには変わりありませんよ。
 

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(注)グラフの『治癒群』『回復良好群』『回復不良群』は村上信五先生のBell麻痺患者の麻痺回復経過を参照
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顔面神経麻痺、10代後半、女性の患者さま

6年半前に耳下腺腫を発症して摘出術を受けた際に、やむを得ず顔面神経を切断した。断端形成術により神経を再生したが麻痺が残ってしまった。鍼灸で少しでも改善できればと当院にいらした。表情筋スコアは23点で普段でも口角と眉が下がっていて動きも全体的に悪い。眼を閉じようとしても1ミリほど開いてしまう。
 
鍼灸を始めて3ケ月過ぎたころで眼を閉じられるようになりスコアは24点。ただ、勉強が忙しくてその間に8回しか施術を受けられなかった。筋トレも学校ではできないと休みがち。その後も忙さからなし崩しになり自然消滅となりました。
 
残念ですが受験勉強が落ち着いてからまたお待ちしています。
 

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(注)グラフの『治癒群』『回復良好群』『回復不良群』は村上信五先生のBell麻痺患者の麻痺回復経過を参照
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顔面神経麻痺、50代、女性の患者さま

5週間前に顔面神経麻痺を発症。重症だったため9日後には顔面神経減荷術を受けられた。鍼で良くできればと当院にいらした。表情筋スコアは9点。パッとみて眉も口角も下がって麻痺が明らかで、ほとんど動きもない状態でした。
 
パートのお仕事もやめて週2回の鍼灸を続けて8ケ月。重症だったが順調に回復して麻痺はずいぶんわからなくなりました。スコア37点。自宅トレーニングもがんばってくださったのも良かったのでしょう。幸い病的共同運動も目立つようなものはなく済みました。ご本人的には何もしていないときの眼の大きさが気になっている(麻痺側がちゃんと閉じれるのだが、パッチリしてしまった)ようで、少し残念です。
 
いつも明るくしてなにごとも積極的な患者さまでした。そういうところも回復の後押しになっていたのかも。
 

顔面神経麻痺回復経過グラフiy

 
(注)グラフの『治癒群』『回復良好群』『回復不良群』は村上信五先生のBell麻痺患者の麻痺回復経過を参照
   https://medicalnote.jp/contents/151207-000004-TYQXXR
 


顔面神経麻痺、50代、男性の患者さま

3ケ月前に顔面神経麻痺を発症。自宅近所の耳鼻科でステロイドと抗ウィルス薬を処方してもらい、1週間後から紹介された外科でリハビリをしていた。あまりに治りが悪いので当院にいらした。表情筋スコアは12点。発症時のスコアが不明なのだが3ケ月で12点は重症で、眉も口角も下がったままです。
 
鍼灸を始めて6ケ月、重症だったが順調に回復してほとんど麻痺がわかることはなくなりました。スコア38点。ご本人の自宅トレーニングがしっかりできていたのも良かったのでしょう。病的共同運動がでてしまったが許容できるくらいに収まりました。
 
アウトドア大好きな愉快な方でした。いつか手打ちのお蕎麦をごちそうしていただけるようです。
 

顔面神経麻痺回復経過グラフth

 
(注)グラフの『治癒群』『回復良好群』『回復不良群』は村上信五先生のBell麻痺患者の麻痺回復経過を参照
   https://medicalnote.jp/contents/151207-000004-TYQXXR
 


顔面神経麻痺、50代、女性の患者さま

6ケ月半前に顔面神経麻痺を発症。病院でステロイドと抗ウィルス薬を処方してもらいリハビリはなかったそうです。当院でみたスコアは27点で、発症3ケ月ころの病院でのスコアが16点だったとのこと。無表情のときは麻痺は分からないが、笑ったときに口が横にまったく広がらないのと、口を動かしたときの目元の病的共同運動がつらいと訴えられる。
 
ただ、口の動きが良くなると眼元の病的共同運動も強くなる恐れがあるので、そのあたりを注意しながら鍼灸を進めていくことにする。
 
途中体調不良で1ケ月空いてしまったが、5ケ月後のスコアは30点。口元の動きはわずかに改善されたが、ご期待されたようにはなりませんでした。
 
できれば発症3ケ月までには鍼灸を始めていただくことをお勧めします。
 

顔面神経麻痺回復経過グラフik

 
(注)グラフの『治癒群』『回復良好群』『回復不良群』は村上信五先生のBell麻痺患者の麻痺回復経過を参照
   https://medicalnote.jp/contents/151207-000004-TYQXXR
 


顔面神経麻痺、20代、女性の患者さま

6年半前に顔面神経麻痺を発症して随分経っていましたが、少しでも麻痺を良くしたいとご来院されました。スコアは36点で全体的には良く治っているのですが、おもに口元の動きが悪くて口角が下がってしまい、表情を作っていない時でも麻痺がわかります。
 
鍼灸を始めて1ケ月、口角の下がりが無くなってぱっと見で麻痺がわかることはなくなりました。スコア37点。もう2ヶ月継続して口元全体のうごきが少しずつ改善されました。
 
残念ながら全く麻痺がわからなくなるところまでは到達しませんでしたが、口角の下がりが無くなったので、印象も良くなったのではないでしょうか?
 

顔面神経麻痺回復経過グラフys

 
(注)グラフの『治癒群』『回復良好群』『回復不良群』は村上信五先生のBell麻痺患者の麻痺回復経過を参照
   https://medicalnote.jp/contents/151207-000004-TYQXXR
 


顔面神経麻痺、50代、男性の患者さま

顔面神経麻痺を発症して18日目にいらっしゃいました。スコア16点で、病院で抗ウィルス薬とステロイドを処方してもらい3ヶ月で治ると言われたとのこと。以前に当院で顔面神経麻痺の施術を受けられた取引先の方に紹介されて来たようであまり乗り気でない様子。「鍼やったからって逆に治るの遅くなることないよね」とおっしゃられる始末。過去のデータから3ヶ月では治らないことと、このままでは麻痺が残る恐れもあると説明しましたが怪訝な表情‥。結局5回ほどで消滅。
 
9ケ月後、瞼の動きがおかしいとお電話がありました。ご来院いただいてみたところスコア37点で全体的には良いのですが口元には麻痺が残って笑顔が歪んでいました。眉を挙げる力もギリギリのようでした。
 
信じていただけていれば‥という患者さまでした。


顔面神経麻痺、40代、女性の患者さま

顔面神経麻痺を発症してから2ヶ月半くらい。病院では1,2ヶ月で治ると言われたのだが、それを過ぎてもまだ麻痺がしっかり残っているので心配になって当院にいらっしゃいました。
 
当院でのスコアーは24点で、眼もまだ閉じきれないし、笑っても口が横に広がらない。過去の症例からみても治るのに半年は掛かると予想されるくらいの麻痺である。週2回で鍼灸を始める。
 
発症後3ヶ月に病院で診てもらうとスコアー38点(40点満点なのでほぼ正常!?)といわれるが、当院のみたてでは30点。どうやら楽観的なドクターのようだ。
 
施術を継続して発症後6ヶ月で40点まで回復。病的共同運動がわずかに確認されたが問題ない程度で、キレイに治っていただけました。
 
ご本人もご納得いただけたようで、ヨカッタ、ヨカッタ。
 

顔面神経麻痺回復経過グラフia

 
(注)グラフの『治癒群』『回復良好群』『回復不良群』は村上信五先生のBell麻痺患者の麻痺回復経過を参照
   https://medicalnote.jp/contents/151207-000004-TYQXXR
 


顔面神経麻痺、70代、男性の患者さま

顔面神経麻痺を発症してから19日目に来院されました。スコアーは8点で重症。無表情では眉も口元もひどく垂れ下がり、色々な表情をしてもどこもあまり動かない。年齢的なこともあって回復はやや厳しいだろうと思われた。
 
発症から4ヶ月はやはり回復は低調でスコアーは19点だったが、そのあと奇跡的(?)とも言えるほど急激に回復!発症7ヶ月で36点までになった。多少の麻痺が見え隠れするが、ご本人も納得されて終了。
 
ご自宅でのトレーニングもきっちりしてくださっていたとのこと。前向きな姿勢に身体が答えてくれたのでしょう。
 

顔面神経麻痺回復経過グラフsy

 
(注)グラフの『治癒群』『回復良好群』『回復不良群』は村上信五先生のBell麻痺患者の麻痺回復経過を参照
   https://medicalnote.jp/contents/151207-000004-TYQXXR
 


顔面神経麻痺、20代、女性の患者さま

顔面神経麻痺を発症してから2年と2ヶ月。『動きにくさ、非対称な見た目が嫌です。自分の写真に本当に落ち込みます。』とメールを頂いて鍼灸を始めることになりました。スコアーは32点で、無表情のときも眉が下がってしまう。いろいろな表情をすると口元に麻痺が強めに残ってしまっている。笑ったときに口角が上がらないので『口を切り開いて吊り上げてしまいたいくらい‥』とまで言ってしまう。半年後に結婚も控えていてひどく落ち込んでいる様子。
 
鍼灸を始めて1ヶ月後、スコアーは34点で2点アップ。口元の動きが目に見えて回復してきたので、ご本人は大喜び。若さが後押ししてくれたこともあるのでしょう、5ヶ月後には37点まで回復して終了。細かなところに麻痺が見え隠れするが、知らない人が見ても気が付かない程度になった。
 
写真撮影も無事に済んであとは挙式です。新しい生活のスタート。お幸せに!
 

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(注)グラフの『治癒群』『回復良好群』『回復不良群』は村上信五先生のBell麻痺患者の麻痺回復経過を参照
   https://medicalnote.jp/contents/151207-000004-TYQXXR
 


顔面神経麻痺、50代、男性の患者さま

顔面神経麻痺を発症してから2週間ころに来院されました。表情筋スコアーは9点でやや重症です。週2回の鍼灸で進めていくことにしました。
 
4ヶ月経ったころでもスコアー15点と回復が遅いほうでしたが、この時期は切れた顔面神経が回復して顔の筋肉まで到達するころ。なので、ここからの回復に期待していたところ、それ以降は急激に回復!発症から1年ほど鍼灸施術して、最終的なスコアーは33点でした。
 
口元の動きに麻痺が残ってしまいましたが、発症時のレベルからすると良く回復したと思います。
 
もうしばらくは自宅でのトレーニングを続けて下さいね。
 

顔面神経麻痺回復経過グラフmh

 
(注)グラフの『治癒群』『回復良好群』『回復不良群』は村上信五先生のBell麻痺患者の麻痺回復経過を参照
   https://medicalnote.jp/contents/151207-000004-TYQXXR
 


顔面神経麻痺、40代、男性の患者さま

顔面神経麻痺を発症して3週間後に来院されました。スコアーは16点で全体に麻痺はあるが、中程度の麻痺。仕事が忙しすぎてずっと疲労が続いているとのこと。週2回で鍼灸をしていくことにする。
 
発症3ヶ月頃には33点まで順調に回復。ただ、この頃になると切れていなかった神経の回復がほぼ済んでしまうため、麻痺の回復がペースダウンすることがある。
 
発症5ヶ月頃に37点で、自宅で筋トレとマッサージを続けてもらうことにして終了。
 
まだまだ回復の余地はありますので頑張ってください。また、あまり身体に無理をさせないように出来るといいですね。


顔面神経麻痺、70代、女性の患者さま

顔面神経麻痺を発症して40日目に来院されました。スコアーは11点でパッとみても明らかに麻痺がわかる程度。自己流に強いマッサージや顔の運動、引っ張ったりもしていた。すべて止めてもらい、週2回のペースで鍼灸を始める。
 
年齢的なこともあって回復を心配していたが、思ったよりも回復が順調で、発症から9ヶ月のころにはスコアーは39点になりきれいに回復。口元の力が少し弱いところが残っているが、自宅での筋トレを続けてもらうことにして終了した。
 
自宅でのマッサージや筋トレもしっかりやってくださったお陰でしょう。頑張りましたね。


顔面神経麻痺、70代、男性の患者さま

顔面神経麻痺を発症して3ヶ月過ぎたあたりで来院される。麻痺が左右両側に発症していたためスコアーが付け辛いが34点で、左右とも割と順調に回復していると思われる。ただ、以前はもっとイイ笑顔ができたとご本人は悩んでいらっしゃる。確かに笑ったときに口角が上がっておらず不機嫌そうな笑顔になってしまっている。週2回のペースで鍼灸を始める。
 
発症5ヶ月ほどて口角が上がるようになってステキな笑顔が戻りご本人も満足そう。だが口がうまく閉じれず汁物がこぼれそうになる。口を閉じる筋トレも併用してもらって施術を続ける。

8ヶ月になるころには口を閉じる力もある程度回復してスコアーは38点。1年までは筋トレを続けてもらうことにして終了。
 
いつもお洒落な格好でいらっしゃる方でした。まだ少し麻痺が残っていますがステキな笑顔が戻って良かったです。


顔面神経麻痺、50代、男性の患者さま

顔面神経麻痺を発症して1年と2ヶ月経ってから来院されました。スコアーは31点で目元から上は麻痺を感じさせないが口元の麻痺が強く残っており、笑っても口が横にあまり広がらず、頬を膨らまそうにも口がしっかり閉じられずに息が漏れてほとんど膨らまない状態。週1回のペースで鍼灸を始める。
 
始めて7週間ほどて口がある程度は横に広がるようになり、頬も以前よりは膨らむようになって、スコアー33点になる。その後も少しずつ力が入るようになる。
 
4ヶ月過ぎたころにはスコアーこそ変わらないが、口の横への広がりも、頬の膨らませも左右対称に近いところまで回復した。
 
ここから先はもうしばらく筋トレをしてもらうことにして終了。あと少しがんばって!


顔面神経麻痺、30代、女性の患者さま

顔面神経麻痺を発症して8ヶ月頃に来院されました。スコアーは28点で無表情のときには麻痺が判らないが、表情を作ると全体に麻痺がわかる。発症の2週間後に12点と病院で診断されて、治ると思っていたが治らないので来院されたとのこと。口角が上がらずしゃべりにくい。週1回のペースで鍼灸を始める。
 
始めて1ヶ月で目元と頬が改善して31点になる。それからは点数に反映されるほどの変化はないが、口角も動きやすくなって発症から13ヶ月で終了した。
 
発症から半年以上たった場合でも2~7点改善した例はあるが、できれば発症後すぐから始めた方が良いでしょう。


顔面神経麻痺、40代、女性の患者さま

顔面神経麻痺を発症して16日目で来院されました。産後19日目に発症したため、赤ちゃんの誕生を祝う気持ちも吹き飛んでしまったことでしょう。スコアー11点で麻痺はやや強め。週2回のペースで鍼灸を始める。
 
ところが、始めて2週間でウィルス性結膜炎にかかってしまい、眼科医から鍼灸施術を休むように言われて中断することに。その後も母親が倒れられるなどがあって、再開できたのは発症から4ヶ月半過ぎてしまってからでした。
 
再開時のスコアーは28点。母親の面倒を看なければいけないため週1回のペースにする。
 
発症から1年まで鍼灸を続けてスコアーは35点まで回復したものの、口元に麻痺が目立つ程度に残ってしまった。それでも、患者さんが筋トレをがんばってくださった効果が2点分は上乗せされています。
 
発症時の麻痺が同程度の患者さんに比べて施術期間も大幅に掛かり、麻痺も強めに残ってしまうことになりました。初めの4ヶ月半に施術を続けていられれば‥、施術を週2回でやれていれば‥、実際にはどうであったか判らないのですが、大きく悔やまれます。


顔面神経麻痺、20代、男性の患者さま

顔面神経麻痺を発症して16日目で来院されました。スコアー10点でぱっと見た目にも麻痺がしっかり分かる程度。週2回のペースで鍼灸を始める。
 
発症後3ヶ月で36点に回復したところで回復が一度停滞する。回復の過程ではよく見られることなので大丈夫。もう3ヶ月かけて39点まで回復出来た。
 
まだ少し目元の力が弱いようだが、トレーニングを続けていけばこれも回復するでしょう。元の笑顔に戻れて良かったですね。


顔面神経麻痺、40代、男性の患者さま

顔面神経麻痺を発症して10日で来院されました。スコアー10点でぱっと見た目にも麻痺がしっかり分かる程度。週2回のペースで鍼灸を始める。
 
発症後2ヶ月で37点まで回復することが出来て一安心。3ヶ月ころまで様子をみて38点で終了。

口元の筋力にやや弱いところがありますが、トレーニングをしていけば回復するでしょう。トレーニングがんばって!


顔面神経麻痺、50代、女性の患者さま

4年ほど前に顔面神経麻痺を発症したとのこと。スコアーは27点でぱっと見た目には判らないが、動き全体に麻痺が少しずつ残っている。少しでも回復すればと当院にいらっしゃる。
 
週1回の鍼灸を始めて2ヶ月半ほどで額,目元,口元が全体に回復してスコアー33点になる。
 
もうしばらく施術を続けて少しでも笑顔が戻っていただければと思います。


顔面神経麻痺、50代、男性の患者さま

顔面神経麻痺を発症して3ヶ月少し経った頃に来院されました。スコアー23点でぱっと見た目にもやや麻痺が分かるが、全体的に麻痺が回復しており良い状態ではある。週2回のペースで鍼灸をと勧めたが仕事で週1回が限界とのこと。
 
施術を始めて経過を観ていると回復が通常よりも低調で不安があったが、発症11ヶ月で37点まで回復することが出来て一安心した。
 
発症後6ヶ月を過ぎるとある時期から急に回復が止まってしまうことがよく観られるので、その時期までに出来るだけ回復を急がせたく、患者さんには週2回の鍼灸を勧めています。この患者さんは運良く11ヶ月過ぎたころでも回復が止まらなかったので幸いでしたが、あまり賭けには出たくないものです。


顔面神経麻痺、30代、女性の患者さま

妊娠20週で顔面神経麻痺を発症。その2週間後にいらっしゃいました。表情筋スコアー12点で麻痺はやや重めである。
 
週2回で鍼灸を始めて発症5ヶ月ころまでに徐々に回復してスコアー21点になるが、回復としてはやや鈍い。もう産まれそうなのでとの電話をいただき一旦中断。
 
1ヶ月経たないうちに鍼灸を再開。そこで驚きの変化が!再開初日にスコアーを調べるとなんと31点!たった1ヶ月足らずで10点アップ!しかも何もしていないのに‥。
 
その後、週1回で3ヶ月施術を続けてスコアー34点まで回復しました。
 
以前にも産後すぐに顔面神経麻痺を発症した重症の患者さんが短期間でほぼ正常なレベルまで回復したことがありました。産後は身体を回復させる力が著しいのでしょう。改めて出産の神秘を感じさせられた患者さんでした。


顔面神経麻痺、40代、男性の患者さま

顔面神経麻痺を発症後3週間ほどでいらしゃいました。表情筋スコアーは19点で軽症ではあるが、安静時にも麻痺が見てとれるのと口元の麻痺が強いので、回復に3,4ヶ月はかかるであろうと思われる。
 
週2回で鍼灸を始める。順調に回復し3ヶ月後にはスコアー38点で鼻の辺りと口元にまだ少し麻痺があるが、あとは自宅で筋トレしていただくことにして終了。
 
もうしばらくは自分でリハビリ頑張ってくださいね。


顔面神経麻痺、4歳、女性の患者さま

お父さんの仕事で2年前からヨーロッパ暮らし。顔面神経麻痺を発症して50日ほど経つが治る気配が一向にみられず、心配したお母さんが現地から電話していらっしゃいました。
 
帰国したその日にさっそく来院。発症当初から何もしないと麻痺は判らないが、スコアは13点(お子さんなので32点満点で)で軽症ではなさそうだが、以前のお子さんのケースからみてキレイにもどるであろうと思われる。
 
鍼灸を始めると、1週間後には全体に動きが出てきた。週1回で5回施術したところでスコアは26点。どの部位の動きもほんの少し弱いがパッと見て麻痺が判らない程度に回復。
 
許されるならあと1ヶ月続けてちゃんと治ったことが確認できると安心なのだが、ヨーロッパに戻らなければならないとのことで終了。
 
とっても可愛らしいお嬢さんでした。怒った顔も素敵でしたよ。


顔面神経麻痺、70代、男性の患者さま

よその鍼灸院で右側の顔面神経麻痺の治療を受けていて、治りかけたころに左側も発症。右側が治ってからなのか、左側の発症から4ヶ月経ったころに当院にいらっしゃいました。
 
スコアは31点で悪くはないのですが、安静時にも麻痺がはっきり判る程度。後遺症がすでに出てきており、口をすぼめると左眼が閉じてしまいます。
 
週に1回の鍼灸を続けて5ヶ月半、スコアは37点。安静時の表情は麻痺があると判っていなければ気付かない程度に回復。口元の表情にわずかに麻痺が残ってしまいました。
 
出てしまっていた後遺症はリハビリ法を指導させていただきましたが、残念ながら残っています。表情筋のトレーニングは当分続けて頂くことにして終了。
 
御飯が食べづらいとこぼしていらっしゃいました。トレーニングを頑張って続けてくださいね。


顔面神経麻痺、40代、男性の患者さま

ハント症候群で、顔面神経麻痺発症から4ヶ月後に来院されました。迷っているうちに日にちが経ってしまったとのこと。表情筋スコアーは14点で無表情でも麻痺がわかるくらいで、この時期にすると重症な様子。
 
週2回の鍼灸を始めて無表情での麻痺が判らなくなるまで2ヶ月、眼が閉じられるようになるまで3ヶ月かかりました。
 
発症から1年、鍼灸を始めてから8ヶ月でスコアーは32点、施術開始から1年で33点まで回復。額と口元に麻痺が残ってしまいましたが、施術は一段落して月1回で様子をみながら続けていくことにしました。
 
満足できる結果とまではできませんでしたが、少しでもお力になれていれば幸いです。


顔面神経麻痺、50代、男性の患者さま

顔面神経麻痺発症11日目で来院されました。いらしたときは左顔が垂れて麻痺がハッキリ判る程度でスコア10点でした。この時期は麻痺のピークのときなので、もうしばらく様子を見ないと重症度はわからないが軽いものではなさそう。
 
週2回で施術しながら変化を見ると早い時期から麻痺が改善していくので重症でもなさそう。鍼灸開始から1ヶ月でのスコアは24点で順調な回復。4ヶ月後のスコアが38点になったところで、自宅でトレーニングをしていただくことにして終了。
 
口元にわずかに麻痺がまだありますが、トレーニングで回復するでしょう。もうしばらく頑張ってください。


顔面神経麻痺、14歳、男性の患者さま

顔面神経麻痺発症10日目の病院のスコアーが8点、ENoGが0%で麻痺が残るだろうと言われて20日目に当院に来院される。
 
初診時にはパッと見て麻痺があるのがわかるくらいだったが、スコアーは11点だったのでひどい麻痺が残ることはないと思われた。しかも若いし!若い人の治癒力はビックリするくらい違う。
 
週に2回の鍼灸を続けていくことにする。始めの2ヶ月の回復は低調だったが、3ヶ月目からの回復は見事なもので、合計5ヶ月で39点まで回復!あとは自分で簡単なリハビリを続ければ良いので終了。
 
最初にENoGが0%と聞いたときに『?』と思いましたが、おそらく計測ミスでしょう。うまく計測しないと数値が低く出てしまうと聞いたことがあります。ENoGの数値が低くてもあまり信じ過ぎないことです。元の笑顔で中学3年生を迎えるお手伝いができて本当によかった。


顔面神経麻痺、3歳、男性の患者さま

1ヶ月前に顔面神経麻痺を発症してベル麻痺と診断されたのですが、全然治ってこないと当院にいらっしゃいました。
 
来院されたときはおそらく16点くらいであろう(わざと表情をつくってくれないので‥)と思われましたが、パッと見ても麻痺が分からない程度でした。
 
約2ヶ月半の間、週に1回の鍼灸をしました。表情筋スコアーは30点に回復(お子さん故にできない表情もあるため満点を32点にしました)。口元と額にほんの少し麻痺が残っていますがあとは自然に回復するでしょう。
めでたく終了。

初めは泣き叫んでどうなることかと思いましたが、3回目くらいからは鍼に慣れて余裕でした。でも、寝起きはやっぱり機嫌悪かったなぁ。


顔面神経麻痺、50代、女性の患者さま

約3ヶ月前に発症、入院して抗ウィルス薬とステロイドを投与される。
その後はリハビリもなく、なかなか表情が回復しないので当院にいらっしゃる。
来院時のスコアーは18点でした。
 
週に2回の鍼灸をしていき3ヶ月後、スコアー37点に回復。病的共同運動などの後遺症もなくきれいに良くなっていただけました。
 
良くなるまではずっと不安だったのでしょう。最終日に『こちらで鍼するのが心の支えでした』と言ってくださいました。

お力になれて本望です。


顔面神経麻痺、70代、女性の患者さま

5月の中旬に顔面神経麻痺を発症。病院に1週間入院したあと6月下旬に来院される。来院時の表情筋スコアーは13点で、麻痺が残るかどうかの境のあたり。週に2回の鍼灸を続けて6ヶ月、スコアー34点で口元の回復途中ではあるがご本人がご納得され年末で終了。
 
麻痺が強かった時期は外出するのもはばかられたとのこと。目元、口元の麻痺が回復するにしたがってお友達とお会いする機会が増えたと喜んでいらっしゃいました。


顔面神経麻痺、5歳、女性の患者さま

2ヶ月前に顔面神経麻痺を発症して、病院で顔面神経減荷術を受けた後で当院にいらっしゃいました。
 
病院での初期の表情筋スコアーは2点、来院されたときは16点でパッと見ても麻痺がハッキリ分かる程度でした。
 
約2ヶ月の間に8回の鍼灸をしました。表情筋スコアーは30点に回復(お子さん故にできない表情もあるため満点を32点にしました)。口元にほんの少し麻痺が残っていますが、ここまでくればあとは自然に回復するでしょう。めでたく終了。

元気な可愛らしい女の子でお会いするのが楽しみでした。


顔面神経麻痺、40代、男性の患者さま

1週間前に顔面神経麻痺を発症、左の下マブタの痙攣と舌の感覚がおかしいのとで気づく。耳鼻科で顔面神経麻痺と診断され抗ウィルス薬とステロイドの投与が終わったところで、知り合いが鍼灸で良くしたと聞き当院に来院される。
 
表情筋スコア18点で、神経のダメージは軽い方と思われる。1~2か月ほどで表情はほぼ元に戻ると思われる。
 
鍼灸を開始して40日後、スコア37点に回復し終了。まだ動きに違和感を感じるとのことだが、神経は回復しているので徐々に違和感もなくなっていくと思われる。
 
高校時代に帯状疱疹をしたことがあるとのことなので、疲れから抵抗力が落ちてウィルスが再発したのでしょう。帯状疱疹の既往がある方は顔面神経麻痺のリスクがありますので気に留めておいてくださいね。おかしいと気づいたら間を置かずに先ずは病院に行きましょう。


顔面神経麻痺、60代、男性の患者さま

2011年の11月頃、出張中に顔面神経麻痺を発症。病院でベル麻痺と診断されてステロイド投与を受ける。3ヶ月あたりから鍼灸治療を大阪で受けていたが、名古屋に転勤になり昨年2013年の9月に当院にいらっしゃる。
 
目元の動きは良いが、口元の麻痺が回復していない。こわばり感も強い。
鍼灸と自分でやるリハビリを覚えていただく。
 
1年10ヶ月経過しているので急激な回復は期待できませんでしたが、スコア29点だったものが7ケ月施術して33点まで回復しました。
 
まだまだ口元の麻痺が気になるでしょうが、じっくり良くしていきましょう。


顔面神経麻痺、20代、男性の患者さま

10月の初旬に顔面神経麻痺を発症、病院でステロイドと抗ウィルス薬を処方されたのちに来院される。
 
来院時はスコアー13点。およそ2週間後に26点、2ケ月後に39点と順調に回復されました。
 
年を越さずに回復して良かったですね。もうしばらくはお願いしたリハビリはしてくださいね。


顔面神経麻痺、9歳、男性の患者さま

2週間ほど前にディズニーランドに行った帰りあたりから顔面神経麻痺を発症したとのこと。思いっきり遊び疲れたのが原因かもしれない。
 
スコアは21点なのでひとまず安心、さらに子供の回復力は大人よりも高いのでさらに安心。ただ、まだまだ子供なので細かい注意事項は守れないが、幸いまだ夏休みなのでしばらくはお母さんの目が届く範囲で注意してもらう。

鍼を怖がることもなく頑張りました。麻痺が軽かったのと、子供の回復力のおかげ?で2週間で良くなりました。
 
夏休み中に良くなってよかったね。あとは宿題の読書感想文だね


顔面神経麻痺、30代、女性の患者さま

昨年の春に顔面神経麻痺を発症して入院、抗ウィルス薬とステロイドを投与。その後も東京の病院に行くなどしたが麻痺が残ってしまい、10か月を過ぎたところで当院にいらっしゃる。
 
目元、口元ともに麻痺が残っている状態。明るく話をされてはいるが内心は落ち込んでいらっしゃることでしょう。
 
日にちが経っているのでどこまで回復できるかわかりませんが、精一杯施術させていただきます。


顔面神経麻痺、20代、女性の患者さま

昨年9月に出産されて2週間たったあたりでラムゼイハント症候群を発症。出産疲れで体調がダウンして免疫力が低下していまい発症したのでしょう。病院で抗ウィルス剤とステロイドを処方される。発症から1ヶ月を過ぎたころに当院にいらっしゃる。

当初スコアー8点で厳しいかとも思いましたが、順調に回復。週2回、5ヶ月経ったところでほぼ回復したので終了。まだ笑うと口元に麻痺が残っているが、自分でリハビリを続ければ回復するレベルです。
 
始めて来院されたときは無表情でも麻痺側が垂れ下がっていたので、出産の喜びも吹き飛ぶくらいショックだったと思いますが、きれいに回復して良かったですね。
 
これからは子育てがんばってくださいね。


顔面神経麻痺、30代、男性の患者さま

11月後半から引いた風邪が長引き、治ったと思ったところで顔面神経麻痺を発症。病院で処置を受けたのち、6日後に当院に来院される。
 
そのときのスコアーが11点で微妙なところでしたが、順調に回復されて1ヶ月半でちゃんと表情ができるところまで良くなりました。
 
違和感などはまだしばらく残るでしょうが、日にちとともに良くなるでしょう。よかったですね。


顔面神経麻痺、40代、女性の患者さま

2月下旬に顔面神経麻痺を発症されてすぐに耳鼻科を受診されて入院されました。退院後すぐに当院に来院。
 
発症後2週間目で鍼灸を始め、週に2回、4ヶ月でゆっくりとした顔の動きは正常に戻りました。ただ、マバタキのような素早い動きが出来ないので施術を続行。3ヶ月後にはマバタキも正常に出来るようになりました。
 
顔のこわばり感など、患者さんがまだ不安なところがあったので、もう2ヶ月続行。いろいろお話しして不安がなくなったので終了。
 
顔面神経麻痺は顔の動きが戻ってからもこわばり感などが残りますが、2,3年かけて徐々に改善していきます。しばらくは顔のマッサージや運動は続けてくださいね。


顔面神経麻痺、20代、男性の患者さま

5月末に顔面神経麻痺を発症。病院で治療を受けてゆっくりと表情を作れるようにはなったが、ふいに笑ったりしたときに目元・口元の動きが遅くてちゃんとした笑顔にならないとのこと。7月末に当院にいらっしゃる。
 
3ヶ月、鍼灸と筋力強化のリハビリを行ってもらい、顔の動きも気にならなくなりました。
 
年末にはお子さんが誕生するようです。思いっきり笑顔を見せてあげてください。


顔面神経麻痺、60代、男性の患者さま

5月20日に顔面神経麻痺を発症されて30日には鍼灸を始めました。

スコアー12点だったので早く良くなるとは思っていましたが、ちょうど1ヶ月で37点まで回復されました。かなりハイペースな回復です。
 
微妙に額と口元にまだ麻痺がありますが、残りは自宅でのマッサージと運動で良くなるでしょう。
 
早く鍼灸を開始したのが良かったのでしょう。


顔面神経麻痺、40代、男性の患者さま

12月下旬にいらしたときはスコアー10点で、『このまま治らなかったらどうしよう‥』と、かなり心配されていました。
 
でも、1ヶ月後の1月下旬にはスコアー34点まで回復。2月上旬には36点で終了。

ご本人も『日に日に治っていくのが実感できる』と大喜びでした。


顔面神経麻痺、40代、男性の患者さま

10日ほど前に顔面神経麻痺を発症、眼が閉じられなくなり病院を受診。
抗ウィルス薬とステロイドを投与される。症状が進行しているので当院に来院される。
 
すましていると麻痺はほとんど分らないが、表情を作ろうとすると麻痺がはっきり分る。発症前に精神的にショックを受けることがあったとのこと。心身が弱ったときに発症するのはよくあること。
 
鍼灸と日常での注意点をお話しして、初回は終了。週2回で続けていく。麻痺は軽いほうなので、3ヶ月くらいで回復するでしょう。


顔面神経麻痺、50代、女性の患者さま

4月の下旬に顔面神経麻痺を発症。病院を受診、入院をすすめられたが仕事が忙しく通院でのステロイド治療。病院では回復の見込みがないように言われて当院に来院される。
 
来院時の表情筋スコアーは11点でしたが、鍼灸開始後3ヶ月で33点まで回復。目元は治っているが口元は麻痺が残っているものの、回復途中なので良くなる見込みは充分にある。

4ヶ月目のスコアー確認直前に、お家の事情で急きょ中断されることになったため確認できませんでしたが、自宅での顔面麻痺の体操を続ければ口元も充分に回復するでしょう。


顔面神経麻痺、20代、女性の患者さま

3ヶ月前に出産されたばかりで体調が万全でなかったからでしょう。6月初めに右顔面神経麻痺を発症。何もせずにいると麻痺がわからない程度なので比較的軽症ではあるものの、額も目も口もほとんど動かない状態でした。
 
7月初旬には8割がた回復し、8月下旬には良くなりました。


顔面神経麻痺、10代後半、女性の患者さま

大学に入学したばかりで、いろいろ悩みがあって顔面神経麻痺発症の2週間前は食事もまともにしていなかったとのこと。
 
顔の右半分がほとんど動かず、味覚・聴覚にも障害が出ていて重度の麻痺。
 
知多の方から週2回、授業後に通っていただく。治療院での鍼灸に加えて、自宅でも表情のトレーニング。
 
発症後約8ヶ月、通院約7ヶ月で終了。麻痺はほぼ良くなり、普通に話していると分らない程度に回復。大きく笑ったりすると口元の動きに少し麻痺が残ったのが残念。ワニの眼や病的共同運動などの後遺症も残さないようにできた。
 
10代でいろいろやりたいこともあるなか、がんばって通ってくださいました。何とかきれいにしてあげたいと、少し厳しいことも言ってしまいました。ごめんなさい。まだ大学は3年あるから今までの分まで楽しんでくださいね。


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