更年期障害の患者さまへ
「顔がほてる」「夜眠れない」「動悸がする」「すぐイライラする」「憂鬱になってしまう」「疲れやすい」‥女性がセカンドステージを迎えるといろいろなつらい症状に悩まされることがあります。ホルモンバランスの変化が自律神経の乱れを引き起こしているからです。
鍼灸で自律神経のはたらきを整えて安心できる生活を取り戻しましょう。名古屋市瑞穂区の更紗はり灸院におまかせください。
患者さまのお声
更年期障害の鍼灸施術
更年期障害の原因
更年期障害の正体は自律神経の失調なのです。
女性の生理に関係するFSHとエストロゲン(いわゆる女性ホルモン、E2)というホルモンのバランスは脳の視床下部というところでとられています。まずFSHが脳から出て血流にのって卵巣にたどり着きます。卵巣の中ではFSHに刺激されて卵胞が大きく成長しながらエストロゲンを出します。このとき脳の方ではエストロゲンの出具合をチェックしていて、十分に出ているようだとFSHの量を少なく抑えてバランスをとります。
ところが閉経の時期には卵巣内の卵胞が無くなるためにエストロゲンが出なくなります。脳の方ではFSHの量を増やしてエストロゲンをなんとか出そうとするために、エストロゲンがゼロでFSHが多量というバランスのとれない状態になります。
この状態が続くと視床下部のはたらきが弱ってしまいます。すると、視床下部では自律神経のバランスもとっているために自律神経が乱れてしまい、さまざまな体調不良を引き起こしてしまうのです。
当院の更年期障害鍼灸
自律神経の乱れとは交感神経が過剰になり、副交感神経がはたらかなくなった状態です。はたらかなくなった副交感神経のほとんどは迷走神経という10番目の脳神経で構成されています。当院ではこの迷走神経を刺激してやることで副交感神経のはたらきを再び取りもどし、自律神経のバランスを整えていきます。
エストロゲンを増やすことはできませんが、視床下部が更年期のホルモンバランスに慣れるまでのあいだ働きを整えます。
迷走神経活性療法
当院の『迷走神経活性療法』では、迷走神経を活性させるツボ12ケ所を中心に、患者さまそれぞれの状態にあわせてツボを選択して施術していきます。
また、患者さま自身でも起床・就寝を規則正しくする、朝食をしっかりと取る、運動する時間をつくる、などなど生活の質をあげると良いでしょう。むずかしいとあきらめずに、出来るところから少しずつ変えていきましょう。
あなたのお悩みの症状もきっと安定してきます。
ぜひいちどご来院ください。
施術のながれ
施術はまず、うつ伏せで背中と腰にあるツボにハリを打ち数分おきます。次に、上向きで肘・膝から先にあるツボにハリを打ち数分おきます。
着替えをご用意しておりますので、下着姿で施術をお受けいただくことはありません。ご安心ください。
施術は週に1,2回で進めます。あせらずにゆっくりやっていきましょう。
今はこんな患者さまが
ホットフラッシュ 名古屋市在住 女性49歳
3年前からホットフラッシュが出るようになり、1年前からひどくなってきた。突然に脳貧血のような感じにもなったり、息苦しさ、倦怠感、胃腸のトラブル、背中のゾクゾク感などが急に表れる。生理は3~6カ月ごとになっている。
更年期からくる自律神経の乱れを整える鍼をしていく。2回目にいらしたときには症状が少し楽になったとのこと。
更年期にカラダが慣れるまで鍼で整えていきましょう。
更年期障害のコラム
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