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このページでは当院にいらしたさまざまな症状の患者さまの症例をご紹介します。

 

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このページでは当院にいらしたさまざまな症状の患者さまの症例をご紹介します。

 

さまざまな症例

橈骨神経麻痺、30代、 男性の患者さま

11日前に発症。前腕を枕にして寝て朝起きたら左手が動かなくなっていたとのこと。指や手首を反らそうとしてもほとんど力が入らない。病院のリハビリと並行して当院にいらっしゃいました。
 
前腕伸筋群にいく橈骨神経の傷めたであろう部位を挟むように鍼をして低周波の電流を流すようにする。週1回で進めていく。
 
施術から6週経ったところで弱いものの全体に力が入るようになったので、患者さまの意向により終了しました。
 
もう2カ月もすれば元のように使えるようになるでしょう。


橈骨神経麻痺、20代、 男性の患者さま

3カ月半前に発症。通勤バスの中で寝てしまい、長時間ひじ掛けに右腕を押し付けたままになって発症。3年前にも同じ原因で橈骨神経麻痺になってしまい、8割回復したところだった。病院では全治3~6カ月とのこと。手首を反らす、母指と中指を反らすことが出来ない。病院のリハビリと並行してコロナ禍のなか当院にいらっしゃいました。
 
母指と中指の筋肉にいく橈骨神経の傷めたであろう部位を挟むように鍼をして低周波の電流を流すようにする。週1回で進めていく。
 
発症6カ月後でも中指の筋力はまだ5割くらい。発症10カ月を前に職場復帰が決まり施術を終了しました。筋力低下はまだ残ったままですが、2回目の麻痺であったため完全回復は難しかったのかも知れません。
 
利き腕ですので3回目がないように気を付けてくださいね。


橈骨神経麻痺、30代、 男性の患者さま

2週間前に発症。テニスの素振りのし過ぎで前腕に鈍痛が出ていたのに、さらに無理をして手に力が入らなくなった。病院の診断では後骨間神経麻痺(橈骨神経麻痺)で全治100日とのこと。母指と示指を反らすことが出来ない。病院のリハビリと並行してコロナ禍のなか当院にいらっしゃいました。
 
後骨間神経の傷めたであろう部位を挟むように鍼をして低周波の電流を流していく。週1回で進めていったが発症100日後でも母指と示指の筋力はあまり戻らなかった。
 
当初に想定していたよりも重症で神経の断裂をともなっている様子。鍼を母指と示指の神経に選択するように変更して継続する。
 
発症130日頃には筋力の回復がみられ、160日頃には母指で8割、示指で9割くらいに回復したので終了しました。
 
一時は治らないかとご不安な様子でしたが、治る目途が立って良かったですね。


橈骨神経麻痺、30代、 男性の患者さま

9日前の当直の仮眠時に椅子の背もたれに右腕をのせて腕枕のようにしていたら、翌朝になると右手の親指と人差し指が開かなくなってしまった。背もたれとご自身の頭に前腕が挟まれるようになって橈骨神経を損傷したようす。右手の繊細な動きが大切な仕事なのでコロナ禍のなかを藁をもすがる思いで当院にいらっしゃいました。
 
橈骨神経の支配域に鍼をして低周波の電流を流していく。直後に変化はないが4日後にいらしたときにはだいぶ動くようになったとのことで、再度鍼をして電流を流しました。
 
神経損傷は神経が断裂していない場合でもダメージの程度によって1ケ月~3ケ月ほど修復にかかります。今回は早期に回復がみられたので1ケ月程度と見込まれました。


顔面痛、50代、 女性の患者さま

1週間前から左の後頭部(耳のうしろ辺り)から下顎にかけて激しい痛みが出はじめた。常に痛いわけではないが夜から朝方にかけて突然強い痛みに襲われるとのこと。心配で2日前にMRI・MRAを受けたがともに異常はみられず原因不明とのこと。鍼灸で良くならないかと当院にいらっしゃいました。
 
みると左の首・肩にあるので首肩の強いこりから下顎にかけて痛みが出ていると思われる。精神的な緊張も少しみられるので、首肩の張りと精神的な緊張をほぐす鍼灸をして1週間様子をみてもらうことにする。
 
1週間後、首肩の痛みは無くなったが下顎の激しい痛みは出てきている。さらに週1回で5回続けるも、施術後3~4日は痛みなく過ごせるがその後に再発してしまう。施術中にいろいろお話をうかがうと、かなりストレスをため込んでいるよう。また、54歳でまだ生理はあるものの更年期に入る時期でもある。
 
まずは早く痛みのない生活を取り戻すために施術を週2回に増やす。それとともに精神面に対する鍼と更年期に対する鍼をくわえることにする。1ケ月続けると痛みはなくなって、痛みの予兆のような強い違和感だけになる。さらに1ケ月続けて痛みは再発していないので、それ以降は施術を週1回・2週間に1回と徐々に間隔を伸ばして様子をみていく。
 
施術を始めてから6ケ月で痛みはなく、違和感もほとんど無くなったので月1回の体調管理に切り替えました。痛みが無くなるか不安でいっぱいなようでしたが、がんばって続けて良かったですね。


ランニング障害、20代、 女性の患者さま

平成最後の3月10日名古屋ウィメンズマラソンの5日前にいらした患者さん。2月初旬から走り始めていきなり練習で20キロ走った。そのあと2月24日のハーフマラソンに出場するも、途中で膝が痛くて走れなくなった。それ以降ずっと痛みがとれないとのだがウィメンズまでになんとかしたいとのこと。
 
ほとんど走り込みもしないで急に20キロも走ったのだから、おそらく鵞足炎だろうと思い鵞足部を押すと案の定の激痛。念のため膝関節自体を確認するが問題はなさそう。ふとももとふくらはぎの筋肉の膝周辺にも少し痛みがでている。
 
鵞足部の炎症をやわらげる鍼とふともも・ふくらはぎの筋肉の緊張をゆるめる鍼をする。仕上げにストレッチをし、膝の負担をやわらげるテーピングをして終了。自宅でもストレッチとテーピングの貼り替えをしてもらうように話するとともに、走ったあとのストレッチが如何に大切かをコンコンとお話しました。
 
4月の初旬に再度来院される。ウィメンズは6時間16分で無事ゴールできたとのことでひと安心。ただ、それ以降また痛みが続いているとのこと。「ストレッチはちゃんとした?」と聞くと、にこやかな笑顔で「あんまり‥」。
 
1回目と同様の鍼とストレッチをして終了。今度こそはちゃんとストレッチしようね!してね!してください。


ランニング障害、30代、 女性の患者さま

もともとは生理不順でいらしていた患者さん。フルマラソンの常連で、大会の10日前に重い家具を組み立てていて左膝に痛みが走った。歩くとジンジンしてきて日ごとに痛みが強くなってくる。大会の2日前になって相談されました。そのときにはじっとしていても膝がジンジンするまでになっている。オーマイガー!
 
半月板や靭帯、関節面を傷めていないか理学検査で確認すると問題なさそうだが、痛みの原因はつかめず。オーソドックスな膝と全身調整の鍼とテーピングをしておく。パンプスでいらしていたのでクッションのよいスニーカーを履くように言って、本番用のテーピングを持っていってもらう。
 
今日まで悪化してきているので、さすがに2日後のフルマラソンは無理だと思い、「残念だけど厳しいと思うよ」とお話すると、「スタートに立つだけでも立ちます!」との固い決意。そうだよね。無理しないでね。
 
ところが大会の翌日に「おかげさまで完走出来ました」のメール!?施術した夜から痛みが軽くなってきて当日の朝には全く痛くなくなっていたそうです。走っているときも、翌日も全然痛みはないとのこと。施術したこちらもビックリ!?
 
ときどきこうした鍼灸マジックが起きることがあります。どうにもわからずに基本の鍼施術しただけなのにビックリするような効果があらわれる。まだまだ奥の深さを見せてくれる鍼灸の不思議です。でもこんなマジックはそうそうはありません。傷めたらすぐに相談してくださいね。


テニス肘、50代、 女性の患者さま

1年前に急に右肘が痛くなり、その時はマグカップですら持ち上げられなくなった。整形外科ではテニス肘と診断されるが、数カ月前までゴルフをしてはいたがしばらくしていなかった。その後3つの整形外科でみてもらったが、今に至っても痛みが取れない。困って当院にいらっしゃいました。
 
お話を聴くと、痛みの場所は肘の外側の凸部の2cmほど下のあたりで、軽く押すと「そこそこっ!!!」と痛がり確かにテニス肘です。肘から手首までの筋肉をみると、後ろ側(手の甲側)の筋肉がガチガチに硬くなっている。病院のリハビリでストレッチの指導を受けたというので、やって見せてもらうとストレッチが的外れです。正しいストレッチを覚えてもらうためにその場で3セットほどしてもらいました。
 
その後に施術に入って、先ずは首肩から腰までの筋緊張を和らげる鍼をしてからいよいよ肘の施術に入ろうとすると‥、先ほど押さえて痛かったところが見つからない。施術に入る前にしたストレッチと背中の鍼で痛みが緩和されたようす。触った感覚で患部をさがして施術をして終了。
 
この程度であればご自分で正しいストレッチと少しのケアをすれば良くなっていくはずなので、もし痛みが和らがないようならもう一度お電話いただくことにしました。その後のメールで痛みは軽くなっていったとのことでひと安心。 


肘・前腕痛、40代、女性の患者さま

週に3~4回テニスをしていて、この頃右腕の肘から先に違和感があるとのこと。1年前にもテニスで内モモに痛みが出てご来院いただいたことがあった。
 
みると首から肩にかけても張りが強いので、首から右腕にかけて張っている筋肉を鍼灸でほぐしていく。肘から先の筋肉のストレッチを覚えてもらい、自宅でしていただくようお願いして終了。
 
スポーツをしていらっしゃる患者さん皆さんにお願いしています。ケガ防止のための準備運動だけでなく、スポーツ後のストレッチもメンテナンスのために是非取り入れてくださいね。


原因不明の下肢痛、30代、 男性の患者さま

6日前から左右の太もも内側が痛みだす。4日後にはその痛みがアキレス腱のところまで広がった。病院で診てもらうがレントゲン,MRIとも異常はなく原因不明。5日目には夜間にも痛みがでてきた。歩くのがいちばん痛く、立っているだけでも辛い。鍼灸で良くならないかと当院にいらした。
 
念のため腰が原因で神経痛を起こしていないか再確認して問題ない。痛みの部位をごく軽く押しただけでも強い痛みを感じている。痛みは腎経・膀胱経というツボの流れに沿って出ていることがわかった。
 
腎経・膀胱経に沿った神経痛を抑える鍼灸をする。自宅でも毎日お灸をするようにお願いして様子をみることにする。
 
1ケ月ほどして別の症状でいらしてときにお話を聞くと、その後仕事を1週間ほど休んで毎日お灸をしていたら徐々に良くなったとのこと。その間も病院にも行ったが結局分からずじまいだったそうです。


甲状腺機能低下症、30代、 女性の患者さま

3年前に慢性甲状腺炎(橋本病)の診断を受ける。薬でコントロールしてはいるが疲れやすく夜もよく眠れない。首肩のこりが強く、胃腸の具合も良くなく、足の冷えも気になる。妊娠を希望しているので体調を整えたいと当院にいらっしゃいました。
 
1回目の鍼灸施術後からよく眠れるようになった。徐々にお通じも良くなってきて、肩も軽くなり身体も疲れなくなったとのこと。調子が良くなったのでお伊勢参りに行ってこられたそうです。
 
慢性甲状腺炎そのものが治るわけではありませんが、この患者さまのように症状を改善することは期待できます。


シンスプリント、16才、男性の患者さま

中学から陸上を始めて現在高校1年生。100,200mの選手で、下腿の内側が痛いとのこと。半年前にも同じところが痛くなった。
 
診るとシンスプリントと呼ばれる疲労性の疾患で、ご本人も自覚してみえる。
 
シンスプリントの原因の一つに偏平足があるのでフットプリントで調べると、確かに偏平足,開張足,浮指でした。おまけに足のサイズはご本人は27cmと思っていたが25.5cmで、合わない靴を履いている。
 
走ったときの地面からの衝撃が足で和らげられずに、そのまま下腿の骨に加わることで痛みを起こすともいわれている。
 
鍼施術は下肢の張っている筋肉の緊張を解すようにする。再発を防止するため、サイズの合った靴で中に偏平足用のインソールを入れるようにしてもらう。練習を続けると最悪は疲労骨折を起こすので休むようにお願いするが、残念ながら翌週には大会があるとのことで却下。まあ、私でも16才のころなら却下したでしょうからしょうがない。
 
しっかり学生生活を楽しんでください!


口唇ヘルペス、40代、男性の患者さま

昨年の11月から口唇ヘルペスが繰り返し出てくる。病院で薬を処方されても治らないので2月中旬に当院を受診される。
 
そのころから仕事も忙しく、診ると身体全体が疲れているうえに胃腸が弱っており、お腹も冷えている。胃腸を中心に身体を整えるよう鍼灸施術をしていく。
 
鍼灸を始めてから口唇ヘルペスの再発はなく、痕も徐々にうすくなっていった。今も体調管理のため週1回施術を続けている。
 
口唇ヘルペスは体調が崩れて免疫力が低下したときに、身体の中にいたウィルスが暴れだして口の周りに出てきます。体調が整っていないと薬を塗ってもすぐに再発してしまいます。顔面麻痺の原因にもなりますので、ウィルスをお持ちの方はお気を付けくださいね。一時的に悪化するが、落ち着いた状態でコントロールできています。


手首の痛み、50代、男性の患者さま

半年ほど前に慣れない手作業をして両手首が痛くなって、病院で診てもらうと母指の付け根が腱鞘炎になっていた。病院でステロイド注射してもらい、一度は良くなるが1ヶ月後には再発する。そのころにはもう手作業はしていなかったので思い当たる原因がないとのこと。同時に両腕がしびれるようにもなってきて当院にいらっしゃいました。
 
首肩の緊張が原因と考えて、緊張を取るように鍼灸施術を週に1回ペースで進める。1ヶ月ほどで腕のしびれは出なくなるが、母指の腱鞘炎はまだ残る。アップダウンを繰り返しながら11ヶ月かけて痛みを取ることが出来た。

腱鞘炎はその部分の使いすぎが原因と思われがちだが、ホルモンの変化(例えば妊娠)や首肩の緊張による神経の興奮でも起こります。この患者さんもおそらく神経の興奮が原因で、根気よく鍼灸を続けて良くすることが出来ました。


手首の痛み、60代、男性の患者さま

両手首の母指付け根のあたりが、手を使うと痛いことがあるとのこと。手を使う仕事のため、ひどくならないうちにご来院くださった。
 
母指の付け根のあたりの手のひらを押すと痛みがあり、母指を曲げる筋肉の腱鞘炎である。問題の筋肉の筋腹と腱鞘に鍼灸をする。毎日の仕事が原因であるため院での施術だけでは足りず、自宅でのお灸を1週間してもらう。
 
10日ほどして予約のお電話をいただいたので、『まだ治ってないだろう』と思っていたら、『指は治った。今日は背中が痛い。』

腱鞘炎は毎日の仕事が原因で完治まで長くかかることが多いのですが、早めに手当てすればやっぱり早く良くなります。


原因不明の咳、20代、男性の患者さま

4,5年前から夏の間中咳が出る。軽度の蓄膿もある。
 
聴くと五臓の脾(消化器系)肺(呼吸器系)が弱っている。スポーツをしていることもあって1日4リットルの水分を摂っているとのこと。身体に取り込んだ水分は脾・肺・腎で処理されるが、脾肺が弱っているところに過剰な水分摂取していることが原因になっていることは容易に推測された。
 
身体をみると、背中の脾腎を示すあたりが冷えており、また肺を示すあたりは汗ばんでいて、脾腎の弱りと軽い風邪がうかがえる。
 
鍼灸は脾腎の弱りと冷え、風邪の処置をする。また、水分摂取は1リットル強までにひかえるように話する。
 
2診目の来院では咳はかなり少なくなったとのこと。冷えはまだある。もうしばらく施術を継続する。
 
健康のためにミネタルウォーターをたくさん飲む方が多くいますが、個々の身体の許容量があります。摂り過ぎはかえって体調を崩しますからご注意ください。


慢性疲労症候群、30代、男性の患者さま

6年ほど前から原因不明の慢性疲労を発症。全身におもりが付いているかの疲労感、昼間の強い眠気、繰り返す微熱などがあり、生活や仕事に支障をきたす。数件の病院で検査するも異常は見つけられず。

問診や背中のツボの状態から、おもに脾胃(消化器系統)に問題があることがわかったので、脾胃を中心に全身を鍼灸施術をする。

1回の施術で今まで初めてと思われるくらい身体が楽になる。週1、2回でしばらく続けていく。
 
その後、眼精疲労と眠けはあるものの正常な日常生活を過ごせるようになりました。10年経過した現在も週1回の鍼灸は継続しています。

慢性疲労は原因不明で、他人からみて目に見える異常がないため理解されにくく、ともすると怠けているとも受け取られるので当人にとって非常に辛い病です。西洋医学の検査では検出できない身体の異常をみつけて、根気良く鍼施術していけば普通の生活を送ることが出来るようになります。


片頭痛、40代、女性の患者さま

もとは子宮腺筋症からくる生理痛を楽にするためにいらした患者さま。片頭痛でも苦しんでいるというので、片頭痛の鍼灸施術もしていくことにしました。
 
週1回の施術をはじめて3回目には頭痛が減ってきたとのこと。2ケ月経ったころには月に5,6日あった片頭痛が1,2日に減って痛みも軽くなっていただけたようです。もともとの生理痛も無くなったので良かったですね。


緊張型頭痛、30代、男性の患者さま

3年前から天気の変動で頭痛がするとのこと。週に2,3日は頭痛に苦しんでいる。仕事の?ストレスも関係しているようす。
 
首肩をみると、頭の付け根あたりと首の付け根あたりの筋肉が硬くなっており、これが頭痛を引き起こしていると思われる。筋肉の緊張を鍼灸でほぐしてやる。3年越しの症状なので週1回で施術を続けることにする。
 
1ヶ月ほどの施術で頭痛は週に1日程度に減る。4ヶ月あたりから眼精疲労の鍼灸を加えていく。5ヶ月あたりから頭痛のなかった週が増えていき、6ヶ月目から施術を2週に1回ペースに減らす。8ヶ月で頭痛はほとんど無くなったので、様子を見て悪くなりそうなときに随時施術していくことにする。
 
施術期間中にご長男も誕生されたことも回復の助けになったのでしょう。ヨカッタですね。


緊張型頭痛、50代、女性の患者さま

7年来の患者さん。左の首肩がつらくて頭痛や左の目の周囲に痛みがあるとのこと。触ってみると左の首肩がパンパンに張っている。この患者さんがこんなに張っているのをみたことがなく、よほど何かしたのかと尋ねるも思い当たることがないらしい。

まずは左の首肩をゆるめるように鍼を打つ。刺激に弱い患者さんなので時間をかけて少しずつゆるめていく。全体の張りがゆるんだところで首を動かして痛みを確認すると、予想はしていたがまだ何ケ所か痛みが残っている。1ケ所ずつ痛みをとっていって、ようやく首がスムーズに回せるようになった。

「頭痛がとれてスッキリしたー!」と言っていただけました。原因がハッキリしていないので、しばらく様子みてまだ残るようならまた鍼しましょう。お大事にしてください。


滲出性黄斑変性症、40代、男性の患者さま

一宮の千秋針灸院さまからの依頼で当院でみることになった患者さま。1年前から滲出性黄斑変性症で左眼中心部にひずみが表れ、矯正視力で左0.2,右1.0でした。
 
週2回の鍼灸を始めて40日ほどで左矯正視力が左0.4まで上がり、その後ぼやける範囲も狭くなっていきました。
(当院では簡易な視力検査は可能ですが、詳細な眼科検査は病院での確認が必要です。)


糖尿病性網膜症、50代、男性の患者さま

一宮の千秋針灸院さまからの依頼で当院でみることになった患者さま。20代半ばから糖尿病で、10ケ月ほど前から黄斑浮腫により左眼が見えづらくなってきた。裸眼視力で左0.7,右1.2でした。8ケ月後に硝子体手術を受けるか悩んでいらっしゃるとのこと。
 
病院での投薬と並行して週2回の鍼灸を始める。4ケ月後には左視力1.0まで回復するも、その2ケ月後に糖尿病が悪化して視力は再び左0.6に下がることに。やむなく手術を受けることを選択されました。
(当院では簡易な視力検査は可能ですが、詳細な眼科検査は病院での確認が必要です。)


耳鳴り・めまい、40代、女性の患者さま

3週間ほど前にブーンという音の右の耳鳴りを発症。1週間ほどで治まったが3日前から再発したので当院にいらした。軽いめまいもある。2年ほど前から同様な症状が2回あったので、病院で診てもらうと耳管に水が詰まっていると言われて耳管を通したが変わりなかった。結局マッサージで肩こりを取ると1ケ月ほどで良くなったとのこと。

週2回のペースで鍼灸施術をはじめる。3回したところで症状がなくなった。念のためにもう3回施術して再発ないのを確認して終了しました。
 
肩こりだけが原因の耳鳴りとも思えませんが、肩こりが引き金になっているのは間違いなさそうです。軽度の耳鳴りであれば肩こりを取るだけで良くなることもあります。


耳鳴り・めまい、40代、女性の患者さま

前出の患者さま。右の耳鳴りが良くなってから半年後に再来院された。1ケ月ほど前からキーンという音の左の耳鳴りが出始めた。耳鼻科の検査で難聴はない。

先ずは前回と同様に鍼灸施術をする。前回は施術後に耳鳴りが無くなっていたが、今回はまだ残っている。5回したところで耳鳴りは半分ほどになった。その後しだいに起き上がれないほどのめまいが起きるようになり、メニエール病と診断された。
 
その後もアップダウンを繰り返しながら鍼灸施術を続けて、15ケ月後に症状が落ち着き終了。
 
内耳に原因がある耳鳴りは手ごわいです。がんばって続けられましたね。 


耳鳴り・難聴、40代、女性の患者さま

6年前に右の耳鳴りを発症。低音難聴をともなっている。気にならない程度に治まっていたのが2週間前から悪化してきた。ひどいとうるさくて聴こえづらいとのこと。

週2回のペースで鍼灸施術をはじめる。1ケ月ほどしたところで気にならない日が増えてきた。その後、アップダウンしながら4ケ月施術を継続。悪化してつらかった時をレベル10とすると、5くらいに低下してところで改善が止まり終了しました。
 
気にならないレベルまでもっていけると良かったのですが、心苦しい思いでした。 


耳鳴り・突発性難聴、40代、女性の患者さま

8ケ月ほど前に左耳のつまり感からはじまり突発性難聴を発症。ただ、聴こえづらいことよりも耳鳴りがつらいとのこと。耳鼻科での治療で変化がなかったため当院にいらっしゃいました。

週2回のペースで鍼灸施術をすすめていく。症状のアップダウンを繰り返しながら、4ケ月ころから気にならない日が増えてくる。8ケ月ころにはほぼ気にならなくなった。病院で聴力検査を受け直すと、1年前には左耳は右より平均21dB低かったのが、今は左右差がなくなっていることが判った。念のためもう1ケ月ほど続けて変わりがないことを確認して終了しました。
 
10ケ月の間がんばりましたね。


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