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名古屋市瑞穂区の顔面神経麻痺鍼灸コラム1

女性と新緑と代表

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顔面神経麻痺を全力でサポート

見出し記号病的共同運動と表情筋トレーニング

病的共同運動ということばはもう既にご存知だと思います。顔面神経麻痺が回復していく過程で神経がもとの部位とは別の部位に向かって再生してしまい、本人の意思とは別の部位が動いてしまう状態のことです。例えばもとは口を閉じるための神経が眼元に向かって再生してしまい、口を閉じようとすると目が閉じてしまうことが起こります。

病的共同運動が起きてしまうと残念ながら元に戻すことは出来ません。ミラーバイオフィードバックというトレーニングやボトックス注射で軽減することは可能ですが、満足できるレベルになるのは難しいようです。

この病的共同運動が起きてしまうのを最小限にするために、顔面神経麻痺の回復過程では顔を動かさないようにした方が良いと言われています。では、いつまで動かさないようにすれば良いのでしょうか?

実は、全ての皆さんに当てはまる答えはありません。患者さまお一人おひとりの麻痺の程度と、後遺症に対してのお考えで変わってきます。

麻痺の程度が軽い患者さまは治るまで動かさない方が良いでしょう。そうしておいても元の表情が出来るようになります。

でも、麻痺が強い患者様の場合は顔が動かないままになってしまう恐れがあります。その場合は表情筋のトレーニングをすれば元の力を取り戻せる、またはそれに近づけることができるのですが、ここで問題が出てきます。

麻痺が強い患者さまは病的共同運動が起きるリスクも高く、さらには表情筋トレーニングをすることで病的共同運動も強くなってしまうのです。顔の動きは力強くなったが、別の所もかってに動いてしまっておかしな表情になってしまった、では困りますね。

一方では顔がしっかり動くようにしたいという思い。もう一方ではおかしな顔の動きにはなりたくないという思い。どちらも満足できれば良いのですが、麻痺が強い患者さまの中にはそういかない方がいらっしゃいます。どうすれば良いでしょうか?

当院では次のように進めています。

麻痺が回復し始めたある時期から表情筋を動かすトレーニングを始めていただきます。それと同時に病的共同運動の程度をチェックしていきます。顔の各部位(眉、眼元、口元など)の麻痺の強さと病的共同運動をはかりに掛けながら、病的共同運動が軽微な場合は麻痺の回復を優先して表情筋トレーニングを進めます。

病的共同運動が顕著な場合は麻痺の回復をある程度のところで妥協して表情筋トレーニングを終了して、ミラーバイオフィードバック(病的共同運動を自力で抑え込むトレーニング)をしていきます。どれくらいで表情筋トレーニングを終了するかは、相談しながら患者さまに判断していただきます。

多くの患者さまの場合は、生活に不便が無いくらい(眼がちゃんと閉じられる、口元から水や食べ物がこぼれない)までは表情筋トレーニングが優先になります。

そこから先は悩ましい判断になりますが、相談しながら決めていきましょう。

住所

 名古屋市瑞穂区東栄町3-4-1
       サクラ東栄レジデンス1F


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  (土曜日は午後 6:00まで)

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